私達が生きていくためには相反する2つのエネルギーが必要です。



太陽が昇る昼間と月が昇る夜。


起きている時と眠っている時。


その両方とも必要ですし、どちらか一方だけではバランスが崩れて体の機能が保てなくなります。


体もそれと一緒で「相反するエネルギー」のバランスが崩れると体の機能が正常に保てなくなると思います。


「相反するエネルギー」のバランスが整うと体が安定する…というのはハンドスタンド(アドームカ・ブルクシャアーサナ)でよくわかります。



脚は大腿は内旋、下腿は外旋。

骨盤は腸骨は前方向ですが、尾骨はかかとの方向。

上半身は脇や上顎は引いて胸は開きますが、下部肋骨や下腹部は引き締める。


そして手のひらは大地に向かい、足裏は空に向かう。

相反する力のバランスが整うと安定するんだなぁ…ということがわかります。


心にも相反するエネルギーの両方が必要です。

「楽だなぁ」と思うことと「きついなぁ」と思うこと。

緊張とリラックスの両方が必要で、緊張することばかりでも、リラックスすることばかりでもいけないと思います。


「楽だなぁ」と思うことばかりしてると体の機能が正常に保てなくなるのだと思います。

なので「きついなぁ」と思うことも自分に取っ手必要なことなんだ!と前向きに考えましょうね。