これです(・ω・)





えっ!!??とか言わないで?
わかってますわかってますからもう。。。_| ̄|○

「なんで料理本ごときで泣くの」って声ががが(´д`)



…ハイ、説明しますね

この本のコンセプトというか、前文に泣いたのですわ

ざーっくり要約すると

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今でこそ、ご飯の献立を考えるとき「肉じゃが」やら「生姜焼き」やら、名前のつく料理から考えるようになったけど(※肉じゃがも生姜焼きも、土井先生の代表作レシピです( ̄∇ ̄))

昔のおかずは、ちょこちょこしたおかずをいくつも作って、あとは焼き魚でもあればいい、というものだった

青菜を油揚げと煮浸しにしたもの
炒めたもの
茹でたもの
……

素材を得て、そこから「さあ何を作ろう」と考える

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これ、まんま実家の献立スタイルなんですわ

漬け物に(ほぼ手作り)茹で青菜ドーンに(私ら兄弟は何もつけずにバクバク食べてたw)
卵とじ、煮物、
なすとかキャベツとか野菜ひとつの炒め物、
きんぴら、和え物。。。

これに加えて、春巻きとかハンバーグとかのメインディッシュが、
他のおかず達と同様にちんまり座ってる。
今考えると子ども対策だったんだろうなこれは(・ω・)

母の夕飯支度は、毎日2時間近くかかってた。!
よくそんなハードワークできるなと感心する、私にはできない(^_^;

母が献立作りに関して言ってたことには
「材料を切っても、何にするか考えてない」と。!!!!!
そういえば子どもの頃、
台所にいる母に「晩ご飯なにー?」と訊いても
「わかんない!」と返されるのが常だったなあw



これに対し

義実家の献立スタイルは、実家と真逆だったのです

メインの肉ドーーーーーン
サイドディッシュのサラダドーーーーーン
こんもりご飯、ちょっと味噌汁、
終了!
みたいな感じ。

義実家にしばらく滞在すると、私はご飯食べるのが辛くなってきます(T_T)
実家では両親とも肉が苦手で塊肉が出てこなかったので、まず肉をたくさん食べるのに苦しみ
次に、思いっきり野菜不足にあえぐという。。。
りゅかが生まれて義母に手伝っていただいたとき、
「何か食べたいものはある?」と訊かれて
思わず「菜っぱを茹でたの。。。」と答えたのは私です(爆)


そんなこんなでね

結婚してからというもの、
旦那には実家スタイルのご飯をさんざんこき下ろされ、否定され続けてきたのです(T_T)

だから最初は、ドーーーーーンな献立を作れるようになるのに、必死だった
何度作ってもメインがちんまりしたりとか…ね(今もよくある←)



あれから何年も経った今
少し、献立の立て方に余裕が出てきた頃にこの本を見て


結婚以来見てみぬフリしてきた光景が、ぶわあああーーーーっと出てきたのね


私、あんまり好きな「おふくろの味」ってのがない人なんだけど
(強いて言うならミートソースとかチョコチップクッキーとか…カタカナばっかりw)

高野豆腐を揚げて煮たのとか
春雨とチャイブスと人参をゆでキャベツで巻いたのとか
大豆とじゃこを揚げてタレ絡めたのとか

そんな、ちょっとしたおかずが好きだったことを、じわじわと思い出してきた。



これら、今私が作ろうとしても手間がかかりすぎて出来ない(汗)
改めて母尊敬した次第です、はい。



なお、母にもこの本を強制送付しました
こっぱずかしい手紙も添えて。////
すると返ってきたメールには

確かに(さらり)家では難しいかなあ
でも、今のメニューにひとつ足したり、お弁当のおかずには重宝するかもね。
少しずつやってると、なんとかなるかもね
家庭のおかずは二つの家の合作なんだから、頑張ってみる価値はあると思うよ。
ぶん健康の為にもなるだろうしさ。ファイト! 

ですって。゚(゚´Д`゚)゚。







なお、土井先生のレシピは、我が家的には若干の当たり外れがあります(爆)
全部は作らないでしょう。。。(^_^;