禁断の果実 | saraのブログ

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主に自分の音楽活動の事、その他普段の生活の中で感じる事を書いて行きたいと思います。スケジュールや写真は、私のホームページにアップしてます。

まず
今日は仕事が7時までだった事に感謝。
お財布に3000円以上あった事に感謝。
ヴィレッジという店がある事に感謝。
素晴らしい夜に感謝。

人間が一番最初に犯した罪、アダムとイブが禁断の果実を食べて知恵を手に入れ神に近づこうとした。その罪に対して神が下した罰は、お互いの性の意識への芽生え、結果、恥ずかしさの余り、裸でいる事ができなくなった。

人間は天にまで届くバベルの塔を立て、神に近づこうとした。その罪に対する罰は、今まで一つの言語で世界中の人が会話できていたのに、言語がばらばらになってしまった。



今夜は桐生ビレッジにて、先週の金曜日に東京ジャズの野外ステージで見たピアニストAaron Choulaiのsixtetの、お忍びライブに行って来ました。

ライブ中、ずっと風が吹いてました。ミュージシャンがそれぞれお互いのソロに聞き入っている表情に涙が出そうでした。

アーロンの曲は凄く複雑にできているのに、心地よくて、クールでシュールなのに熱くて情が深い。聞くたびに好きになります。

まるで大きな絵本のページから浮き出てきた音楽隊が物語りを読み聞かせてくれてたかのよう、会うべくして会った仲間達はなんだかとても愛しく思えました。

アンコール終わって、モヤモヤっと言いたかった感想が、カウンターの中にいたルミちゃんから!‘なんか映画を見終わったみたいな気分’
まさに私もそう言おうと思ってたところでした。

しかも、も一つ感じてた事を今度はみえさんが・・・‘なんか、服を着ている事がおかしく見えてきた’
私も、そう感じたんです。
同じ事を思った人が2人も


クラシック音楽とか、全然知らないし・・・ってほんのちょっと調べたりしていました7月頃。調べてたらベートーベンが哲学や天文学に興味があったなど書いてあったお陰で、哲学をかじりたくなり、哲学には神話や宗教が関係する事からギリシャ神話をかじり、聖書もかじり・・・・
それもこれも、マイケル・ジャクソンという逸材が生れるまでを探ろうと思ったのがきっかけだったのに。

私は特に厳格なクリスチャンな訳ではないけれど、たまたま今は聖書について、かじりついているので聖書のたとえ話が今夜のライブの感想と結びついただけです。

服をまとっているほうがおかしい、言語なんて通じなくとも会話ができる。
まさにジャズとは人間が最初の罪を犯す前の状態に戻れる音楽なのでは?

そうなんだと思います。



予言や神業はたとえ話であろうとも、今夜私が目撃したミラクルは本物。言おうと思った感想を他の2人も感じていたなら、音楽は宗教に近いのかも・・・なんて鳥肌立っちゃいました。

でもやっぱりそこはミュージシャン、演奏後はとってもおバカなネタで大騒ぎ!

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亘君とアーロンと

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