先日完成した丸研ぎの鮫胴に胸が付き戻ってきました。
肌合いが大変素晴らしい小唐一枚取りに綴じ革はクロザンのオカメ綴じ
色使いは梅の色香る東京伝統の配色
![{0ABC7731-229E-4033-868A-F7B8808F8795}](https://stat.ameba.jp/user_images/20160830/11/saransaran1207/59/2e/j/o0480064013735864433.jpg?caw=800)
鮫皮の原皮からお客様と選びやっと完成しました(≧∇≦)
やはり良いものこそ先人の残した配色伝統を重んじる仕事が似合います。
流行りに流される事なき伝統に裏付けされた仕事が減る中お客様に理解して頂きお任せで作らせて頂ける喜びはやはり出来あがって来た時に深く思います。
胴台と胸の格を合わせた仕事も後何年作れるか分からない時代に突入している中この様な物を世に出せるのは大変ありがたく嬉しく思います。