「推し活化する政治」に潜む危うさ…ファン心理がもたらす「民主主義の危機」 | 韓国の森3

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2014~2024~

 

 

 

 

もう一度世界大戦のような事態が起きなければ新しい国際秩序は生まれないのではないかという、半ば絶望的な、ある種の魅力のようなものに引っ張られているように思われます。しかし、大切なのは、まだ世界大戦や世界的なレベルの戦争にはなっていないということです。

もちろん、ウクライナやガザ、そしてイランなどきわめて困難な問題が存在し、多くの人が亡くなっている現状は誠に重大な問題です。しかし、まだ世界戦争にはなっていません。これを世界戦争にしてしまうかどうかは重要な問題であり、「もう危機だ」「すべてダメなんだ」と投げやりになるのはまだ、待ってほしいと考えております。

 

宇野 政党という存在が空洞化し、従来の政党に対する帰属意識や関係性が弱まるほど、政治の場において強く現れてくるのが「推し活」、私の言葉で言うと「ファンダム」的な要素です。

かつては日常的に接する中間組織が存在し、その先にどの政党があるのかという構造が見えやすかったのですが、現代では中間組織も政党の実体も見えにくくなっています。そうなると有権者は、政党のトップに位置するリーダーのイメージに直接繋がり、その人物にどれだけ共感できるかという点に偏っていくことになります。

──米国のトランプ現象なども、そうした変化の表れでしょうか。

宇野 共和党ももともとは複雑なグループの集合体でしたが、気づけば「トランプ党」へと変容してしまいました。トランプに対して反論を試みる人々も1人また1人と沈黙し、最終的にはトランプ本人との関係性がほかのすべての要素に優先される状況が生まれています。

私は現代の政治において、ファンダムという原理が政治を動かす重要な動機になっていると思っています。しかし現状において、このメカニズムを巧妙に利用しているのは、トランプに代表されるような右派的なポピュリスト政治家です。

彼らは自身のファンダムを上手に組織化して政治的資源とし、議会に対して強い圧力をかける道具として利用しています。その結果、ファンダムがポピュリスト政治家にとって都合の良い道具やおもちゃのようになってしまっています。複雑な心境ではありますが、本来はファンダムや「推し活」というのは、民主主義のために使えるはずであると私は考えております。

 

これまで人間を動かしてきた二大原理は「忠誠心」と「利益」でした。しかし、この2つが弱まった現代において、人間の能動性を引き出す残された大きな資源こそが「好き」という感覚なのです。

誰かを「好き」であり、「応援したい」と思う感覚は、必ずしも直接的な利益を伴いません。たとえばアイドルを応援する場合、チケットを購入してコンサートに行き、応援グッズやウェブサイトを自ら制作して情報を集めるといった行為は、自己の経済的利益にはなりません。しかし、本人の中には非常に強い満足感や納得感が存在します。

この「好き」という能動的なエネルギーに政治が目を向けないはずはありません。現在、さまざまな政治家や政党が、この力を利用しようと虎視眈々としています。

 

私が当初想定していたのは、地域の政治家が「街の清掃活動をしよう」あるいは「外国から来られた人と打ち解けられる交流の場を作ろう」と呼びかけた際に、人々が「それは良い取り組みだ、自分も協力しよう」と自発的に参加していくような姿でした。

しかし現実に優勢となっているのは、激しい主張や排外的な発言をおこなう政治家に対し、「よくぞ言ってくれた」と共感してファンになっていく傾向です。

だからといって、ファンダムや推し活という現象そのものを政治において一概に危険なものと決めつけて排除してしまうと、私たち自身が持つ可能性を失うことにもなると考えています。

 

いまの日本の状態は、「紙幣を刷れば株価が上がる」という市場の原理に則っているだけだ。だが、それが根本的な解決策にならないことは、先ほどのアメリカ、イギリス、ドイツの例を見たらわかる。紙幣を刷りまくっても駄目なのだ。

アベノミクスが成功することはない。安倍政権の政策は日本も日本の子どもたちの将来も滅茶苦茶にするものだ。いつかきっと「安倍が日本をダメにした」と振り返る日が来るだろう。

 

>ファンダムがポピュリスト政治家にとって都合の良い道具やおもちゃのようになってしまっています。複雑な心境ではありますが、本来はファンダムや「推し活」というのは、民主主義のために使えるはずであると私は考えております。

>ファンダムや推し活という現象そのものを政治において一概に危険なものと決めつけて排除してしまうと、私たち自身が持つ可能性を失うことにもなると考えています。

 

宇野重規みたいな人って、腐りきった日本でも最後は軌道修正して良くなっていくと信じたいだけなんじゃないの

 

>しかし、大切なのは、まだ世界大戦や世界的なレベルの戦争にはなっていないということです。

 

日本は戦争やってないのに太平洋戦争の時と同じぐらいの借金を抱えてハイパーインフレになる寸前なんだが

国民のアホさ加減を考えるなら政治家の推し活は禁止した方がいい