自民党の歴史的勝利から見えてくる日本社会の現在地。政策より「好き嫌い」で判断する人々に憂うこと | 韓国の森3

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2014~2024~

 

 

 

 

 

高市氏を支持する人たちからは「批判ばかりの野党がいなくなったことで、ようやく政策を前向きに進めることができる」との声が上がる一方、高市氏に反発している人たちは「日本が財政破綻を起こしたり、戦争に巻き込まれるリスクが高まった」と批判のトーンをより強めています。

 

少し気がかりなことがあります。それは多くの人が、以前にも増して「好き嫌い」で善悪を判断していることです。

 

「日本が長いデフレ基調を脱しインフレ基調に移行したのは、ウクライナ戦争が始まった22年頃からです。23年以降は物価高と歴史的な円安が続くなか、株高が顕在化し、大企業の賃金上昇が始まりました」

 これによって起きたのは、「中間層の二分化」だという。

 

「この中間層の二分化は、1990年代以降続く現象ですが、これが23年以降の急激な円安、株高、インフレ転換の中で可視化されてしまったわけです」

 

 この変化を象徴するように発生したのが、25年に入って注目された「財務省解体デモ」だ。このデモの担い手は円安、株高、インフレの恩恵を受けられず、生活が厳しくなるばかりだという不満を抱えた、「取り残された人たち」だと伊藤教授は指摘する。

「たまり続けた不満や怒りの矛先が財務省に向かったわけです。その流れがいま、外国人に向かっています」

 なぜ外国人なのか。伊藤教授はこの背景にあるのは、「アベノミクス」だという。

 アベノミクスは成長戦略として、入管法を改正し19年に「特定技能制度」を導入するなど外国人労働者の受け入れ拡大を推進した。これは「労働力」に関する政策だが、より大きな影響を日本社会にもたらしたのは、「投資」や「消費」の面での外国人の受け入れ拡大政策だという。

 

「中国人富裕層による都心のタワマン購入などが盛んに報じられ、『外国人が日本を買っていく』状況を座視できないと考える人たちが国内で台頭しました」

 

「つまり、外国人労働者、外国人投資家、外国人観光客の3つが日本に流入する政策を推進し、同時に円安を促進したのがアベノミクスでした。このうち円安とともに加速したのが、外国人観光客と外国人による投資の流入です」

 

「かつては日本が経済的に優位を誇っていた国や地域の人たちをもてなす側になることへの複雑な感情と、円が弱くなっていくことに対する忸怩たる思い。歴史的な円安が生んだ『円安感情』とも呼ぶべき負の感情が、さまざまな『外国人問題』と結びつき、燃え広がっていったのが参院選以降の世論の動きだと見ています」

 一方、海外投資を呼び込む政策が進むなか、浮上してきたのが「経済安全保障」の概念だ。この背景には「日本の技術が国外に流出する」「日本の重要施設周辺の土地が外国人に買われている」といった危機感がある。

 

 経済安全保障の概念が治安問題などにも広がるなかで、「外国人の犯罪」がクローズアップされ、福祉や身近な生活にかかわる問題に転換されていく過程で、投資家や観光客といった「強い外国人」よりも、人手不足の現場労働を支える「弱い外国人」に敵意が向けられるようになった、と伊藤教授は指摘する。それはなぜなのか。

「外国人投資家は顔が見えないし、外国人観光客はすぐに帰国してしまいます。身近な生活圏で目に付くところにいる外国人労働者が標的にされやすいんです。その攻撃が最も顕在化したのが『クルド人問題』でした」

「日本を食い物にしている外国人」に対する批判の高まりを受け、それを巧みに政策に取り込んだのが参政党だった。

「参政党は外国人労働者、外国人投資家、外国人観光客も含め『外国人問題』を網羅的にアジェンダ設定しています。これは『(外国人に対して)怒っていいんだな』という庶民感情に訴求しているんだと思います」(同)

 参政党や高市氏に共通するのは、「日本人を守る」という政策アピールを株高や円安の恩恵を受けられない「ロウアーミドル(中流の下位の層)」に向けて発信していることだ、と伊藤教授は唱える。

「中小企業向けの交付金や給付付き税額控除などの政策でロウアーミドル層に向け、『あなたたちを救います』と呼び掛けています。この立ち位置は『中流の下位』の層にはやさしい半面、生活保護受給者らアンダー層、つまり『端っこ』には厳しいのが特色です。端っこには外国人も含まれます」

 

>少し気がかりなことがあります。それは多くの人が、以前にも増して「好き嫌い」で善悪を判断していることです。

 

女性自身の記事「演技下手すぎる」“高市チルドレン”の~で高市の醜い顔が出ていますが

「高市の顔は気持ち悪い」に注目したら「高市は嫌い」にしかなんないんだけどね

補正された写真や映像で騙されてる人も多いということなんでしょう