お気に入りのアナの絆創膏で補強されている、ひび割れた哺乳類です。
この、メルちゃんのミルクのおもちゃを買ってもらったばかりの頃、お気に入りだったこれを、保育園に持っていく〜!と言った。
私は、失くしたり落としたりするから、置いて行こうと勧めたけど、ゆずらない娘の気持ちを(内心シブシブ)優先することにした。
それで、自転車の後部席にすわって手に持ってたけど、段差で揺れた時、うっかり落としちゃった。
あっ。
転がる哺乳類。
そこへデカめの車が通り、ぐしゃっ
一瞬の出来事。
あぁ〜〜
自転車を止めて拾いに行くと、かろうじて割れておらず、しかしヒビが入ってる。
「ああ〜。。。」
私は泣きたくなった。
娘が悲しんで、わんわん泣くだろうと思ったから。
この後ずっとぐずって面倒くさい事になるだろうとも思ったし、それをなだめる苦労を考え、持っていくのを止めなかった私がやっぱり悪かったとも思ったし、
ほれみー!いわんこっちゃないと、娘を怒りたい気持ちもあった。
単純に、買ったばかりのものが壊れ、もう直らない、哀しさもあった。
しかし娘はそういう私の顔を見て、明るく
「ペッタン、しよっか」と言った。
がっかりしてる母の顔を見て、むしろ、励ましたくなったのかもしれない。
そういう、労わるようなニュアンスがあった。
母は、
「そ、そっかぁ〜!!
直せば良いんだ!!」
ってハッとしました。
そして、娘を赤ちゃんだと思って、完全にナメてた事に気づき、ちょっと反省した。
転んでも立ち上がれ!
割れても張り直せ!
この子は強いし、かしこいから、
私がお節介して庇わなくても、
勝手に失敗して学んでいける。
転ばぬ先の杖は、オカンがなるものじゃなくて、自分で見つけるものだ。
きれいに元には戻らなくても、娘は気にしてないみたい。むしろデコった感覚。
そして、落としたら割れるとか
それが嫌なら持っていかないとか、
いろいろ学んだみたいだった。
ああ子供はすごいな。
