こんにちは!

 

「【自己紹介】60歳で民泊を始めた訳」に

 

お越しくださりありがとうございます。

 

 

 

 自己紹介

 

 

1959年1月 (山口百恵と同い年) 

大阪市生まれ みずかめ座 

 

元インテリアコーディネーターで、

現在は、日本語教師、

そしてサードキャリアになる民泊

「vacation rental SARAKU茶楽来」

(2021年12月オープン)

オーナーのサラです。

 

 

 

 60歳で民泊を始めた訳

 

 

 

60歳になって、どうして、民泊?って聞かれるんですけど…

 

きっかけは、8年前の自宅の雨漏り

築30年、14坪、狭小の鉄骨4階建て。

防水工事に4百万円かかるといわれ、びっくりして決心がつかずにいると、

「このままだと、この家あと20年もたないよ」

と工務店のおじさんに言われ、へこみました。

どうしよう!!

 

8年前というと、ちょうど夫が定年の年で、

公務員を退職して税理士と日本語教師(夫も日本語教師の資格を取りました)というセカンドキャリアがスタートしたところ。

私は日本語教師として大学で教えていて、

忙しくも充実した毎日だったのですが、気がかりは家の雨漏り!

400万って、そんな~~

 

人生100年時代、定年後の生活を

「どこで、どんなふうに暮らしたいの?」

ということを、この雨漏りが嫌でも考えさせてくれました。

税理士は定年がないとはいえ、

いつまでもできる仕事じゃないし、

日本語教師も65歳が定年。

そのあとが長いよ、あとが~。

 

うだうだと考えた結果、

二人とも、あと何十年もの間、

「何もしないのはダメ。すぐにボケるで」。

だからといって、

体力、気力の衰えは身に染みてます。

理想的な年相応の仕事ないかなって

虫のいい話ばかりしてて。

 

そんなときに、やってきたのがインバウンド

自宅の前はゴロゴロとスーツケースを引く音が絶えないし、ぼーーーと立ってると必ず道を聞かれます。

いつからか、こちらから「May I help you?」といってた私。

この様子だったら大丈夫だよ。

うち、民泊にしよ!(単純)

 

わが家は、大阪の台所とも言える

黒門市場からすぐ!

道頓堀まで徒歩10分、

日本橋駅まで徒歩2分。

USJや京都、奈良へも交通至便

誰に聞いても

「この立地やったら絶対、大丈夫」と。

「よっしゃ~勝算ありじゃん!」

とすっかりその気になりまして。

(この後、コロナが来るとは露知らず。

先に言ってよ~~)

 

民泊は仲介業者さんに頼めばオーナー不在でも営業できる業種。

旅行にも行けるし、最悪、どちらかが入院しても営業は続けられる。

もちろん、オーナーとしてお客様と交流して

「お・も・て・な・し」もできる。

歳をとったら、人と接し、つながりを大切にした暮らしがしたいと思ってたんです!

これや!と。

 

住まいは断捨離して4階に。

2階・3階は民泊。

1階は人が集まれるフリースペースに。

そして、将来、民泊としてお客様を迎えるのもしんどくなったら、2階・3階をシェアハウスにして3夫婦で暮らせたら嬉しいな。

子どものいない私たちにとって、一つ屋根の下で助け合って暮らしていけるのは本当に心強いから。

 

青写真はできた。

あとは肝心の先立つものなんだけど……。

4階建ての家に住み続けるには、

エレベーターは必須

だけど、そうなると、

それなりの費用がかかりそう。

予算的に難しければ、民泊をあきらめ、

この家を売ってマンションに移ることになる。

資金繰りに頭を抱えて、

うんうんうなっていた夫が、

絞り出すように言った一言で決まり。

「よし、リノベしよ」。

 

 

やった~~!

まずは、人生初の大がかりな断捨離を決行。

荷物を軽くして、サードキャリアへの船出です。

船出した途端、コロナで転覆しそうになったけど…。

 

気を取り直して…

民泊のコンセプトは、

「今までなかったよね、こんな空間」って

言われるような場を作ること。

「集まって」、「料理して」、「食べて」、

「飲んで」、「話して」、「学んで」、

「遊んで」、「泊まって」の組み合わせ。

いろんな使い方ができて、

いろんな人が集まれる、

そんな心地いい、くつろげる空間を。

 

 

そして、大人が満足できるクオリティ

インテリアを目指しています。

 

元インテリアコーディネーターとして、

そのために設計段階で工夫したこと、

多くの人との出会い、設備・家具・照明のこと、

お金のことなどを書くことで、

それが、リノベーションをお考えの方の

参考になれれば嬉しいです。

 

また、夫婦の住まいは30㎡の1LDK

断捨離ですべてをダウンサイジングした

「小さな暮らし」を実践しています。

 

60代の夫婦にいるもの、

いらないものを見極めて、

ひとつひとつのモノと向き合いながら

暮らしています。

何と言っても、30㎡しかないスペース。

ときには夫と喧嘩してでも、

モノを処分していかないと、

あっという間にゴミ屋敷

 

その暮らしの工夫や、失敗、

そして、「老後、どう暮らす?」という、

この永遠のテーマに、迷いながら、

社会情勢に振り回されながら歩いている、

60代夫婦の日常を綴っていきたいと思います。

 

・もうすぐ夫が定年、毎日、一緒?

・何もしないで、ずっと家に居るの?

 

など、ネガティブな考えになりがちな老後

ですが、考えようによれば、

生涯で一番自由でいられる時間かも

若いときにはできなかったこと、

したかったこと、

今からしましょ!!

それぞれの知恵と経験をシェアして、

助け合えば、実り豊かな時間になりそう!

 

私、

こう見えて(今、スポーツする体形ちゃうし)、

若いときはダイビングにゴルフにテニスにと、

アウトドアも好きやったけど、

これからは無茶したらあかん

ダイビングなんかしたら、

そのまま沈んで浮かばれへん。

 

なので、今からは、長年、細々と続けてきた

茶道を楽しみたいなと、

民泊の一室は炉を切って茶室に。

 

 

だけど、ひざ関節症が多いお年頃。

正座はきついから立礼卓も置いて、

テーブルでお点前をできるようにしました。

 

 

お抹茶だけじゃなく、お煎茶、中国茶、紅茶と

お茶と名の付くものはみんな好き。

お気に入りのお茶をいれて、

いい年をした大人が

ウダウダと講釈言ってるのも、いとおかし。

 

この空間を「お茶を飲みながら論じましょう」と

「茶論(さろん)」と名付けました。

 

そしてそして、忘れちゃならない、

うちのワンコ(ホワイトシュナウザー・6か月)

名前は「ラルク」です。

 

 

前に飼っていた、同じホワイトシュナウザーの

男の子と女の子を2年前に16歳で亡くしてから、

「二度と飼わない」、

「こんな辛い思いはもうたくさん」

と思っていたんですが……。

 

できちゃったんです!

結婚35年目で私たち夫婦にやっと授かった

色の白い、毛むくじゃらの子

 

この親子3人のドタバタを、

ブログに書いていきたいと思います。

 

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

心を込めてデザインした民泊

「vacation rental SARAKU 茶楽来」

のホームページです。

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