私はカルメンの大舞台が終わり、今月は公演というより講演のお仕事が三つ。
歌うより話す方が慣れていないので大変です！
全国のホール関係の方々や音楽事業に関わる方々の前で、オペラの共同制作について語ったり、
日本モーツァルト協会のモーツァルトマニアの方々を前に、モーツァルトの描く女性像をダポンテの三大オペラを中心に歌を交えて語ったり…
と、なかなかハードな講演を二つ終えました。
残すは2月22日（水）、東邦音楽大学で、「歌曲・オペラにおける親子愛の世界」
こちらは、私のセカンドアルバム「この世でいちばん優しい歌」の内容ともリンクしていますが、
その枠を超え、オペラに出てくる親子の物語にも話を広げて、様々な作品について語りたいと思っています。
特にオペラは、親子愛と言ってもそんな美しいものではなく、愛憎入り混じる、ドロドロした作品がたくさんあり、そこにドラマが生まれます。
今回はゲスト歌手として、ロシア人のバリトン歌手、ヴィタリ・ユシュマノフさんに来て頂けることになりました！
ヴィタリさんとは以前からコンサートで共演したり、被災地の学校で一緒に二重唱を歌ったり、時々ご一緒していました。
彼は今、びわ湖ホールの「ラインの黄金」の稽古真っ最中。そんな忙しい中、今回の話を引き受けて下さいました。感謝！
ヴィタリさんとの椿姫の二重唱やアリアなど、オペラの方も実際の演奏を交えながら講演を進めて行きたいと思っています。
豪華で盛りだくさんな内容を考えています！あとは話が散ってしまわないように、22日までにしっかりまとめて、わかりやすくお話できるようにしたいと思います。
講座はどなたでもお申し込み頂けます。トーク付きの演奏会に行くような気持ちで気軽にお申し込み下さい！また、まじめにしっかり勉強したい、という方ももちろん大歓迎です。
2月22日14時〜場所は東邦音楽大学の文京キャンパスです。定員は110名。まだお申し込みできるそうですのでぜひ！
そして3月23日にはセカンドアルバム発売記念のリサイタルを紀尾井ホールで行います。こちらの事も追って詳しく記事を書きますが、新作初演や、子ども達との合唱、お芝居など、様々な楽しい仕掛けを考えていますので、皆さまぜひお越しください☆
