8月28日。
小布施にて3回目のソロリサイタルでした。
プログラムはもちろんお客様に楽しんで頂けるように考えて組みましたが、
後半には私にとって初めての挑戦でもあった、
モーツァルトのモテット、「エクスルターテ・ユビラーテ」を入れていました。
かなりドキドキしながらホールの響きを確かめつつ、リハを重ね、
本番に向けて調子を上げて行きました。
実は3日前に東京で受けたレッスンで、疲れもあったのか調子が上がらず、
不安をかかえたまま小布施入りしたのです。
でも、小布施で皆さんが暖かく迎え入れて下さり、
「枡一客殿」という、びっくりするぐらい素敵な宿をとって下さり、
おいしい果物などを頂き、体をリラックスさせる事ができ、
おかげさまで本番にはいいコンディションに持って行くことができました。
見て下さい。これが枡一客殿のリビング。本がいっぱい!
ピアノの奈央ちゃんと一緒にはしゃいでしまいました♪
これはお風呂。お風呂桶がガラスー!
それと、私に力を与えてくれたのは、8月27日、つまり本番前日におこなった、
栗ガ丘小学校の4,5,6年生対象の演奏会でした。
「日本の歌・世界の歌」というテーマでたくさんの歌曲やオペラを取り上げ、
世界の歌ではクイズ形式で、国当てクイズなどもしました。
もう、本当にみんな生き生きしていて、目がキラキラしていました。
クイズでも積極的にみんないろんな国を大きな声で答えてくれて、
最後に一緒に歌った「ふるさと」では、大きな声で元気よく、しかもきれいな声で歌ってくれました。
私も客席まで行って一緒に歌って、みんなのエネルギーをたくさんもらいました。
小布施のような「ふるさと」を持った子どもたちは幸せだと思いました。
きっと今はわからなくても、大人になったら感じるのだろうなぁ。
その時の演奏会の様子は、写真付きで「小布施町ブログ」に掲載されています。
http://machimura-nagano.jp/blog/obuse/2010/08/post-101.php
8月28日の演奏会には
「今回で聴きに来るのは3回目なのよ」
「次回を楽しみにしてまよ」
と言って下さる方や、
「あなたのひいおばあさまに日本舞踊を習っていたのよ」
とお話して下さる方もいらっしゃいました!
東京から来て下さった方もいらして、とてもありがたく、嬉しかったです。
演奏のないようも、おかげさまで実りのあるものになり、安心しました。
みなさんお元気でいて下さいね。またお会いできるのを楽しみにしています