今日伺ったのは、福島駅から車で10分程度の中学校です。
この学校の除染は、福島市内で一番最初に行われました。それはこの地区の線量がとても高かったからです。
しかし『除染』など誰もしたことがないので、いろんな方法が試され、やっとのことで除染が行われました。そして現在、この学校で行ったやり方が、市内の除染の基準になっています。
最初、この学校からデューク師匠へのご依頼を受けた時
「デューク先生にお越しいただくことはできるんですか?」
「はい。もちろんです。スケジュールさえ大丈夫であれば伺います」
「それでは、お願いしたいです」
「はい、わかりました」
「あ、でも‥・」
「はい?何かございますか?」
「うちの地区は線量が高くて有名なんです。そんなところに有名なデューク先生をお呼びしてしまってもよいのでしょうか‥」
と、こんな会話がありました。
この会話をしながら、
「世の中間違っている」
と感じました。
「こういう方々が救われるべきだ」
と強く感じました。
もちろんこの後の会話は
「お気遣いありがとうございます。でも皆さんはそちらで暮らしていらっしゃるんですよね?がんばっていらっしゃるんですよね?でしたらデューク更家は皆様に健康を伝えに参ります。大丈夫です」
ということで本日の訪問となりました。
体育館は久しぶりに暖かい日差しが差し込み、中学生と野球チームの子供たち、そして保護者の皆さん約200名が集まっておられました。
子供たちはみな照れ屋さんで、それがモジモジした感じだったり、やんちゃな感じで気持ちを表現していました。特に小学生も混ざる野球チームの男の子たちは、元気いっぱいのやんちゃ坊主ばかり‥
最初はなかなかデューク師匠の話も上手にキャッチできていませんでしたが、休憩時間にデューク師匠がやんちゃくん達に近寄り、いろんな形でコミュニケーションを取ると、その後はその子たちも師匠の言葉の受け止め方が分かったようで、最後には全員できれいに歩いてくれました。
保護者の方のお話しでは、この線量の高い地区でも、大人の中に温度差ができているということ。
除染が進み「安全ですよ」と言われることで、それをよしとする方もいればそうでない方もいる。
ここで「安全」と「安心」とは同じ意味にはならないことがわかります。
そんな温度差の中での発言は‥、特にその地区のものでない人間の発言は言葉を選びます。
しかし、師匠は授業の中で言いました。
「はっきり言うよ。今は安全ではない。だからちゃんと身体を動かして免疫力を上げたり、デトックスしたりして健康で居続けないといけないんや。」
横で聞いていて、この真実を言うのはとても勇気のいることだと感じていました。
でもデューク師匠は言っていました。
「俺は脅して何かをさせるのは大嫌いや。だから人が怖がるようなことは言わないようにしてきたけれど、この場合は別や!子供たちの未来がかかっているからな」
覚悟があるから言える言葉です。
授業の終わりに、みんなを代表して男子生徒が、デューク師匠にお礼の言葉を述べてくれました。とてもしっかりした声で、自分の意見を話してくれる生徒さんでした。
その中で「僕たちは放射能に負けないでがんばります!」と言っていた言葉が強く残りました。
そして体育館を去ろうとしているデューク先生に向かって、やんちゃな野球チームの子供たちがきれいに整列して
「ありがとうございました!」
と深々と頭を下げてくれた姿が今でも目に焼き付いています。
皆さんからたくさんの元気をこちらがもらいました。ありがとうございました。これからも元気で楽しい毎日を過ごしてくださいね!
PS:
今日参加してくれた子供たちもこのブログを読んでくれているそうです!皆さん今日はありがとう!またお会いしましょう!
デューク更家公認ウォーキングスタイリスト最高位マエストロ 小野寺MARIKO
この学校の除染は、福島市内で一番最初に行われました。それはこの地区の線量がとても高かったからです。
しかし『除染』など誰もしたことがないので、いろんな方法が試され、やっとのことで除染が行われました。そして現在、この学校で行ったやり方が、市内の除染の基準になっています。
最初、この学校からデューク師匠へのご依頼を受けた時
「デューク先生にお越しいただくことはできるんですか?」
「はい。もちろんです。スケジュールさえ大丈夫であれば伺います」
「それでは、お願いしたいです」
「はい、わかりました」
「あ、でも‥・」
「はい?何かございますか?」
「うちの地区は線量が高くて有名なんです。そんなところに有名なデューク先生をお呼びしてしまってもよいのでしょうか‥」
と、こんな会話がありました。
この会話をしながら、
「世の中間違っている」
と感じました。
「こういう方々が救われるべきだ」
と強く感じました。
もちろんこの後の会話は
「お気遣いありがとうございます。でも皆さんはそちらで暮らしていらっしゃるんですよね?がんばっていらっしゃるんですよね?でしたらデューク更家は皆様に健康を伝えに参ります。大丈夫です」
ということで本日の訪問となりました。
体育館は久しぶりに暖かい日差しが差し込み、中学生と野球チームの子供たち、そして保護者の皆さん約200名が集まっておられました。
子供たちはみな照れ屋さんで、それがモジモジした感じだったり、やんちゃな感じで気持ちを表現していました。特に小学生も混ざる野球チームの男の子たちは、元気いっぱいのやんちゃ坊主ばかり‥
最初はなかなかデューク師匠の話も上手にキャッチできていませんでしたが、休憩時間にデューク師匠がやんちゃくん達に近寄り、いろんな形でコミュニケーションを取ると、その後はその子たちも師匠の言葉の受け止め方が分かったようで、最後には全員できれいに歩いてくれました。
保護者の方のお話しでは、この線量の高い地区でも、大人の中に温度差ができているということ。
除染が進み「安全ですよ」と言われることで、それをよしとする方もいればそうでない方もいる。
ここで「安全」と「安心」とは同じ意味にはならないことがわかります。
そんな温度差の中での発言は‥、特にその地区のものでない人間の発言は言葉を選びます。
しかし、師匠は授業の中で言いました。
「はっきり言うよ。今は安全ではない。だからちゃんと身体を動かして免疫力を上げたり、デトックスしたりして健康で居続けないといけないんや。」
横で聞いていて、この真実を言うのはとても勇気のいることだと感じていました。
でもデューク師匠は言っていました。
「俺は脅して何かをさせるのは大嫌いや。だから人が怖がるようなことは言わないようにしてきたけれど、この場合は別や!子供たちの未来がかかっているからな」
覚悟があるから言える言葉です。
授業の終わりに、みんなを代表して男子生徒が、デューク師匠にお礼の言葉を述べてくれました。とてもしっかりした声で、自分の意見を話してくれる生徒さんでした。
その中で「僕たちは放射能に負けないでがんばります!」と言っていた言葉が強く残りました。
そして体育館を去ろうとしているデューク先生に向かって、やんちゃな野球チームの子供たちがきれいに整列して
「ありがとうございました!」
と深々と頭を下げてくれた姿が今でも目に焼き付いています。
皆さんからたくさんの元気をこちらがもらいました。ありがとうございました。これからも元気で楽しい毎日を過ごしてくださいね!
PS:
今日参加してくれた子供たちもこのブログを読んでくれているそうです!皆さん今日はありがとう!またお会いしましょう!
デューク更家公認ウォーキングスタイリスト最高位マエストロ 小野寺MARIKO