今朝、アメリカの情報番組を聞いていたら、イギリス王室を離脱したヘンリー王子がイギリスに一時帰国中のニュースが流れてきました。

 

一時帰国は、自ら設立した負傷兵士らのための国際スポーツ大会「インビクタス・ゲーム」関連の記念イベントに出席するためで、がんの治療を続ける父親のチャールズ国王と面会する予定はなく、兄のウィリアム王子ともその他の王族メンバーとも交流の予定はないとのこと。

 

そして、妻や子どもも一緒ではなかった様子を次のように表現していました。

Prince Harry back in the UK on his own mission, touching down solo Tuesday afternoon to celebrate a decade of the Invictus Games he helped to crate. 

 

「ヘンリー王子は自らのミッションのために英国に戻り、火曜日の午後に単独で降り立ち、彼が創設に貢献したインビクタス・ゲームの10年をお祝いしました」

 

 

touch down soloとありますが、touch downは「飛行機が着陸する」、soloは「独りで、単独で」という意味。なので、文字通り「独りで(飛行機)を降りた」なのですが、ここで fly solo という表現を思い出しました。

 

 

 

 

fly soloも、文字通りは「単独で飛ぶ」ですが、この表現はほぼ比喩的な意味で用います。

 

それは「独りで行動する」「独立する」

 

数年前にオーストラリアのシドニーに住む友人宅に、約2週間滞在したときのこと。フルタイムで働く彼女とは、基本的に平日の夜と週末だけ一緒に時間を過ごせて、あとは

 

I flew solo!

 

ひとりで自由にあちこち歩きまわり、カフェでコーヒーを飲んだり、ランチを食べたり、バーでビールを飲んだり…

 

気の合う友人たちと一緒に行動するのも、もちろん楽しいけど、ひとりも満喫!

 

I definitely enjoyed flying solo!