こんばんは
沖縄から帰ってきた二日後
広島でも梅雨明けし
沖縄とほとんど大差ない
暑い日々がやってきましたが
今度は台風が発生しておりますね
富士、箱根、伊豆へと
巡礼旅が近づいてきています
大体、旅の前は浄化の雨が降るのですが
今回の台風がどう影響するのか
まだ判りませんが
とにかく委ねるのみ
富士山登拝をする友人
私は今回は下界担当で…
どうか無事に決行できることを
祈ります
さて、沖縄から帰ってきて
丁度一週間が経過したのですが
滞在中はエネルギー的に
循環していたものの
帰ってからちょっとして
旅疲れが出ていました
南国にルーツを持つ私は
どうも沖縄に行くと相性がいいのか
元氣が出るみたいです
ビールも旨いし
全然酔わない
同行してくれた友人が
斎場御嶽での私を見て
どんどん
若返ってる!
と言うので
写真を見て確かに!
汗で化粧が落ちているともいふ
沖縄へ行くと不思議
本来の自分に還るみたいです
まさに
魂の故郷
帰りの飛行機では
いつも飛び立つ瞬間から
無性に寂しくなって
島がどんどん離れる様子を見ると
涙がホロリ…
この感情は誰のものなんだろう…
と、ふと思う
来年、再び6月に
民謡コンクールの受験が
確定しているとはいえ
いつまたどうなるかは
誰にも判らない
これまで当たり前だった事ですら
決してそうではない事を認識しつつ
与えられた毎日に感謝して
自分と家族を第一に
大切にして過ごす
人と向き合えば
時には塞ぎ込むこともあるけれど
それは自分の鏡でもあり
見直すきっかけにもなって
氣づきや成長に繋がっている
合わない人、離れていく人は
そうゆう時期であったり
価値観が変わったりして
自分の周りは
波長の合う者同士が繋がっている
大好きな音楽ができる幸せ
地域にも根差した活動をしながら
音楽のもつ癒しの力で
人々のお役に立てたり
神様にご奉納できる喜びを
感じています
日本はもちろんのこと
いつかは国境を越えた活動も
できれば楽しいだろうなあ
と、昨年の出雲大社神迎祭で
珍しく絵馬をご奉納し
大それた宣言をしてきました
話は大幅に飛んで
沖縄を振り返る前に
6月の活動をご報告させて下さい
先月の天赦日、一粒万倍日と
神吉日とが重なる日
どこで何をしようかと考え
フッと浮かんだのが
広島県のおへそに位置する
大成龍神社さまで
ご奉納をすることでした
こちらは出世の神様として
近年、SNSで一氣に有名となり
今では参拝者が絶えない
パワースポットになっているそうです
出世の神様が祀られる理由としては
大妻女子大学創設者の
大妻コタカさんの生家であり
この辺りは出世をした方々を
多く輩出する土地柄の様です
私が大成龍神社さまを知ったのは
6年ほど前だったと記憶しているのですが
山に囲まれた湖畔にひっそりと佇み
当時は駐車場も絵馬掛けもなく
参拝者の方は
地元の方ぐらいだったと思います
何故、そんな人里離れた神社を
私が知ったかというと
私は息子と旅をする時に
経費を抑えるため
民宿やゲストハウスなど
安価な宿に泊まるのが常でした
そんな頃
旅好きのお友達から
広島市内では当時まだ珍しい
ゲストハウスのBARに誘われたのですが
テラス席に設置された神棚に
見慣れない名前のお札があり
それが大成龍神社さまでした
私は居ても立っても居られず
神社について聞いてみたところ
オーナーさんのおばあちゃんの
お里の氏神さんである事が判明
私の祖父の里にも近かった事から
無性に行きたくなりました
当時はネットの検索にも引っかからず
ナビにも出てこなかったので
世羅とダムを頼りに探し出しました
決行の日は
まだ小学生だった息子を同伴に
二通りの行き方があって
初めての時は
ダム堤体の上部を走り抜ける格好で
え!?ここ車で通れるん!?
と、不安になったものです
二度目は連れて行ってもらった事から
道の駅世羅方面からも行けると判り
こちらの方が近いような
感覚を覚えました!
通り道に、ごもくめし屋さんがあり
こちらで御朱印など
いただけるようになっております
今回、舞と演奏を
ご奉納させていただくにあたって
ご迷惑になってはいけないので
ごもくめし屋さんで
許可をいただこうとしましたら
大成龍神社さんを
管理されているという方に
繋げていただきお電話をしたところ
スムーズに承諾が得られました
やはり、一言入れておくことは
礼儀としても大事ですし
何より心置きなく集中して
神様にご奉納させていただける
安心感にも繋がります
ご本殿には二年前にご奉納されたという
大阪の画家
橘ナオキさんによる
雨龍(あまりょう)
最も若い時期の龍の呼び名で
天候を左右される一方で
徳を積み、より霊格の高い龍へと成長していく期待を込め出世神としても親しまれています
※説明板より
向かって右側は国常立尊さま
左側は荒神さまです
予め、三曲ほど決めて
お友達には自由に
舞っていただくよう
お願いしていました
慶びを表す
「かぎやで風」から始まり
大好きな
「花風」、「浜千鳥」で
不思議と琉球舞踊と
合わせられる共通点
演奏が始まると程なくして
風が吹き始め
清々しい空氣と厳かな雰囲氣に
神様は真摯に
見て下さってるんだなあと
感じ入りました
三曲目までは
取り計らっていただいたのか
誰一人現れませんでしたが
四曲目からは
次々と参拝者の方が来られ
ここまでが限度だと判断!
最後は参拝客のじゃまにならないよう
配慮しながら
「てぃんさぐぬ花」で
ご奉納を終えました
舞を踊ってくれたお友達も
てぃんさぐぬ花が好きだと分かり
嬉しかったです
神社から眺める神農湖
こちらの湖はまさしく
龍の形を成しています🐉
参道です
伝説の藤棚
「だいじょうさんとフジの木」
当地 久恵の氏神様であるこの神社には
明治の末期国の施策により
地域の八幡様に合祀されました
昭和三年のある夜
「おれは、お前の生まれたところの氏神だよ
今お前の実家の藤の木に居て雨露をしのんでいる
居候は嫌いだ
小さな祠でよいから創ってくれないか」
とのお告げがあり
早速郷里に帰りもとの場所に土地の荒神様と共に
小さな祠をお建てし御神体の石を移しました
大妻コタカ著
「ごもくめし」より…
ご奉納が終わって
神社を管理をされている方の
お宅に立ち寄らせていただきました
三線の音が湖に反響してか
お宅の方にまで薄ら
届いていたそうです
趣味が高じて
描かれたという双龍さん
お茶をいただいた後
杜に案内して下さるというので
ついて参りますと
空氣がガラッと変わりました
と、亀さん登場
亀とは思えないスピードで
逃げていきました笑
ポニーサイズのお馬さん
二頭もついていきます
広場に出ると驚いたことに
憩いのスペースに
先程の橘ハルキさんの画と
見覚えのある弁天様が
管理者さんが
宮島、大願寺さまの
弁天様を元に描かれたそうです
何という偶然でしょう
こちらにお参りする6日前に
購入したばかりの巾着の
弁天様を描かれたそうです
龍神さまと
弁天様のお導きを感じました
枯渇していましたが
こちらの岩肌は
雨が降ると滝になるようです
岩で龍神さまを型取られています
龍が大好きで
とてもユーモアのあるお元氣なお方でした
奉納後、日暈が出ていましたが
帰る頃にも再び出現して
またおいで〜
と歓迎していただいた様に
思えた一日でした
この日、お参りする前に
ランチをしたお店が
とっても素晴らしくて
写真と共に
ご紹介させていただこうと思ったら
文字数オーバーで
エラーとなってしまいました
またご紹介させて下さい
次は宮島、弥山と大願寺さまです