彼等の1STは、結構気に入っていたので、良く聴いていたっけ・・・。ただ、ここのところ彼等の名前を聞くことは有りませんでした。その彼等の1STがでた2006年頃は、一時期事情が有って、音楽を聴く時間が取れなかった時期を経て、再び音楽を楽しむ時間が増えて来ていた、そんな状況でした。それでも、やはり10年以上の時間は、長いもので、新作リリースのニュースを見て、ようやく彼等の名前を思い出した次第です（苦笑）。
Melodic Rock系を長く聴かれている方ならば、きっと、その名前に聞き覚えが有るのではないでしょうか。Norway出身のFaith Circus・・・。彼等をきっかけに、Kivel Recordsさん所属のアーチストもチェックしたことを、私も思い出してきました。Faith Circusについては、個人的に、どうしても1STの印象が強く残っているもので、新作「Bum In The Sun」のジャケットのアートワークが、彼等にしては、アメリカンな雰囲気だな、と感じました。こちらのアルバムからは、「King of the Hill」という曲をYouTubeでチェックすることが出来るのですが、アメリカンな感じと爽快感の有るメロディーが交錯する展開になっていて、こちらの曲だけでは、アルバムの全貌は予測しにくいです（苦笑）。また、あくまでも個人的な印象では、以前よりも落ち着いた雰囲気だなと、「King of the Hill」を聴いて思いました。
それでも、どこか懐かしく、聴いていて落ち着く音は相変わらずです。欲を言えば、ハッとするようなインパクトの有る楽曲が聴きたいと思ってしまいますが・・・。まずは、戻ってきてくれたことを歓迎したいと思います。北欧系のバンドは、昔から、インターバルの長いことが少なからず有りますが・・・。沈黙を守ったままの戻って来て欲しいバンドも少なくはないので、何かの機会に再会出来ることを願うばかりです。今の時代、還暦を超えるくらいでは、まだまだ十分現役でいられることが普通になって来ているのですから。
Faith Circus/King of the Hill