こんにちは、Sarahです。
大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。
住空間を通して
人を幸せにすることが
インテリアコーディネーターの責務です。
インテリアに興味があり、
自宅を自らの手でおしゃれにしたいと思う方に
手に入れておくと役にたつ基本的なセオリー(理論)をご紹介します。
一日ひと片付けで、小さな幸せを
積み重ねていく
緊急事態宣言が出ました。
不要不急の外出を自粛することが、
ふんわりとした義務感から一気に緊張感を
伴うものへと変わってきました。
命を守るためには、大切なことだと理解し、
粛々と仕事をリモートワークスに移行すべく
環境を整えています。
家で過ごす時間がたっぷりとできました。
つい先日まで、週に2日の休日を短すぎると
思っていましたが、今は時間が潤沢にあると
感じています。
最初のうちは、この豊かな自由時間が嬉しくて、
あれもこれもと予定を入れていました。
結局、欲張り過ぎた予定は日を追うごとに
少なくなり、淘汰されていきました。
その中で唯一、今なお続いているものがあります。
それは、一日ひと片付けの習慣です。
この機会にと、断捨離や大掃除をする人が
増えているとニュースで知りました。
そこまで大袈裟である必要はありません。
一日のほんの少しの時間を、
気分転換を兼ねた片付けに充てることを決め、
続ける努力をしました。
自分から自分に課した義務です。
ポイントは、決して欲張らないことと
頑張らないことです。
あくまでも自分への約束なので、
甘くても、大目に見てあげても良いとします。
緩やかで柔らかい義務感を意識してください。
この棚の一段だけを片付けようと目標を決め、
完了した時点で終了します。
もう少し頑張れるかな?と余力を残すくらいで
やめることを心に留め置いてください。
次に、片付けが完了した棚や引き出しの写真を
撮っておくこともお勧めします。
私は必ず写真を撮り、1人で眺めては、達成感と
共に幸せな気分に浸ります。
自己満足以外のなにものでもないですが、
片付けが終わった後、
疲れがずしんと溜まった状態の終わり方と
棚を前にして、その美しさに
気分が高揚する終わり方。
この二つの違いは、心と体両方の余力の残し方に
あると思います。
片付けなくては…と心の片隅に引っ掛かりのある
人にこそ、お勧めしたい方法です。
一ヶ所だけでも綺麗にすると、
心までクリアですっきりとした気分になります。
一日ひと片付けで小さな幸せを積み重ねていく。
もちろん、積み重ねた結果に大きな成果と
積み重ねた分の幸せを受け取ることができる
かもしれません。
逆に一話完結型の幸せの積み重ねでも良いと
思います。
達成感がもたらす心の動きを、日々感じながら
過ごすことも幸せかもしれません。
ぜひ、お試しください。
機会があれば、感想を聞かせてください。