こんにちは、Sarahです。

大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。

連日、たくさんのアクセスありがとうございます。
励みになります。

住空間を通して
人を幸せにする職業
インテリアコーディネーターです。

インテリアに興味があり
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツをご紹介していきます。

インテリアはセオリーを理解する
時にはプロレベルの成果を得ることができます。
難しく考えないで、まずは私がご紹介する
理論に沿って実践してみてください。

幸せを約束してくれる住宅営業担当見つけかた3

幸せを約束してくれるというタイトルは、
定期的に食事をする営業担当の言葉がヒントに
なりました。

インテリアコーディネーター歴30年。
完成し、引渡した物件は800棟を超えました。
800棟すなわち800人近い営業担当と一緒に
仕事をしてきたことになります。
ニッチな母数ですが、誇れる数でもあります。

営業スタイルは千差万別、正解はありません。

ただ、成績の良い人とそうでないと人の違いを
一つ挙げるとすれば、

家を売ることだけに興味がある人と、

家だけでなく、そこに住まう人にも想いを馳せる
ことができる人との違いです

前者は勢いはありますが、
次第に失速していきます。

仕事に飽きてしまうことも一因ですが、
何よりも自分軸で仕事をしていないことが
一番大きいのではないかと私は考えます。 

数字や成績だけに拘り、得られるものは、
周りからの賞賛と評価という、
他者からのみ、与えられるものです。
そしてそれはうつろいやすく、脆いものです。

一方、後者は家が好きで、そこに住まう人の未来を
一緒に思い描くことのできる営業です。

自分軸仕事をすることで、
息切れすることもなく、
飽きる速度も緩やかではないかと思います。

これは自分の経験も踏まえての話です。

インテリアコーディネーターの評価は、
数字ではなく、完成した家の出来映えです。
ただ、人は自分が期待するほど、特に同じ職種の場合、他者の作ったものには、関心を持ちません。

出来映えを誰からも評価されない
可能性もあります。

それに気づかず、評価されないことを
ストレスに感じていた間は、
私も自分軸で仕事ができていなかったのだと
反省します。

千鳥ヶ淵の桜。

前回と前々回の2回にわたって
理想の家づくりのために必要不可欠な営業担当の
特徴をご紹介しました。

ただこの6項目は、初対面編です。

1.受け取る側の気分を上げてくれるような
   気持ちの良い挨拶ができる。

2. 明るく、キラキラとしたオーラを纏っている。

3. 常に『誠実である』ことを意識している。

4. 清潔感がある。

5. 身だしなみがきちんとしている。

6. ファッションセンスが良い。


今回は、打合せを進めていく中でチェックすべき
ポイントを3つ挙げてみました。

7. 話を聞いてくれる。
話しやすい雰囲気を作ってくれる。

聴く力はとても大切です。
お客様からの質問に、端的に要点のみを答え、
次の質問がしやすい雰囲気を
作ってくれるかどうか、併せて、
言葉のキャッチボールができることも
確認してください。

チェックポイント⑦は、聴く力です。


8. こだわりを整理して、要望などを
明確にしてくれる。

理想の家づくりに必要なものは、
心地よく、快適な『自分に似合う家』を
つくることだと思います。

SNSなどを利用して集めた情報は、
要望として、すべて営業に伝えてください。
まとまりがなくても、整理されていなくても
大丈夫です。

営業担当が経験に基づいたフィルターを通して
要望をまとめ、設計やコーディネーターに
引き継いでくれます。

チェックポイント⑧は、お客様の要望条件を
整理し、まとめる力です。

9. イエスマンにならない。
アドバイスとしての自分の意見を恐れずに伝える。

建築地や敷地面積などの制約条件は、
営業担当では、どうすることもできません。

ただ、予算と家族構成によるアドバイスは
彼らの意見にも耳を傾けてください。

予算をきちんと伝えることで、
予算内での最大のパフォーマンスを
提示する努力をしてくれます。

家族構成も10年、20年、30年後と
自分たちでは気付かない長いスパンで
提案をしてくれます。

その場合、お客様の意にそぐわない提案が
あるかもしれません。
家に対する彼らなりの思想を恐れずに
伝えられる勇気を評価して、耳を傾けてみては
いかがでしょうか?

チェックポイント⑨は、イエスマンではなく、
思想を持った営業担当かどうかを
見極めることです。

次回も引き続き、打合せ時のチェックポイントを
お話します。