こんにちは、Sarahです。

大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。

住空間を通して
人を幸せにする職業
インテリアコーディネーターです。

インテリアに興味があり
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツをご紹介していきます。

インテリアはセオリーを理解する
時にはプロレベルの成果を得ることができます。
難しく考えないで、まずは私がご紹介する
『セオリー』に沿って実践してみてください。


幸せを約束してくれる住宅営業担当見つけかた 2

前回、家づくりを考える第一歩は住宅展示場に
出向くことだとお話しました。

数多ある住宅メーカーの中から最終的に1社に
絞るために、比較、検討の機会としてモデルハウスがあり、営業担当者が存在します。

営業担当のフィルターを通して語られる家づくりの
アドバイスの中には、時にストンと腑に落ちるものがあります。

繰り返しになりますが、家づくりで大切なことは、
どんな家に住みたいかではなく、
心地よく、快適な『自分に似合う住まい』をつくる
ことだと私は考えます。
あくまでも自分軸で考えてください。

自分軸についてはまた別の機会に詳しくお話しますが、ひとことで言えば、世間一般の価値観に左右されないこと、ブレないことです。

SNSを参考にする時は、一般論ではなく、
自分と考えが似た人、共感できる人の情報を参考に
するのが効果的だと思います。
上手に利用してくださいね。

また、集めた情報は要望として営業担当に伝えてください。要望は、営業担当から後工程の設計担当やインテリア担当にも引き継がれます。

制約条件をクリアした上で、要望を明確にする
理想の家に近づきます

そしてどのメーカーにも共通して言えるのか、
制約条件と要望条件のバランスを上手く調整してくれる営業担当が必ず存在するということです。

もちろん、人には相性があります。
私の考える理想の営業担当が全ての人に合うとは
かぎりません。

インテリアコーディネーター歴30年という、
長い年月の中で蓄積した理想の営業担当のパターンが、私にはあります。

前回は3つのチェックポイントをご紹介しました。

1.受け取る側の気分を上げてくれるような
   気持ちの良い挨拶ができる。

2.明るく、キラキラとしたオーラを纏っている。

3.常に『誠実である』ことを意識している。

今回は外見についても少し触れてみたいと
思います。

4.清潔感がある。

どんな職業にも当てはまることですが、
特に不特定多数の人と接する仕事では第一印象
言葉よりも饒舌に語りかけます。

年齢、性別、職種に関係なく大切にしたい
チェックポイント④は清潔感です。

5.身だしなみがきちんとしている。

こちらも清潔感に通じるところですが、
スーツ、ワイシャツ、ネクタイのすべてに
気配りが行き届いている営業担当は信頼できます。
特にシャツの襟元は、一番最初に目に入り、
打合せの間は、目に入り続けるパーツです。

シャツやタイが整っているとその人の背景が
透けて見えるように感じます。
仕事はもちろん、日常生活もきちんとしていることが想像できます。

チェックポイント⑤は身だしなみです。

6.ファッションセンスが良い

この言葉は実際、お客様から幾度となく
伺いました。
設計担当やインテリアコーディネーターに
対しては、基本的な要望ですが、
一番最初に出会う営業担当にも
期待することが多いそうです。

確かに初対面でその人のセンスを推し量る術は、
ファッションセンスに拠るところがあるのかも
しれません。

お客様は、ハイブランドの洋服を望んでいるのでは
ありません。
あくまでもスーツ、シャツ、タイのバランスです。


個人的な感想ですが、
細身でモノトーンのスーツが
似合う営業が担当する家は、
スタイリッシュでお洒落な、デザイン重視のインテリアに仕上がることが多い気がします。
お客様と営業担当者の嗜好が、
上手くシンクロしていることが感じられ、
完成した家に対する満足度も高くなります。

また、ネイビーのスーツにブルーのシャツ、
ストライプのタイを締めた営業が担当する家は、
無垢の床材や漆喰の壁にこだわった素材重視の
インテリアに仕上がります。
理想とするのは、住宅にできるだけ自然素材の
材料を使うことで住まう人が安全で快適に
過ごすことができる家です。
営業担当の家に対する思想が感じられます。

チェックポイント⑥は
ファッションセンスが良いこと。

この場合は、自分軸で良いと判断してください。


モダンでスタイリッシュな和室の例
(芦屋市・KHギャラリー芦屋)