こんにちは、Sarahです。
大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。
住空間を通して
人を幸せにすることが
インテリアコーディネーターの仕事です。
インテリアに興味があり、
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツを紹介します。
〜北欧インテリア
デンマーク🇩🇰〜
松屋銀座で6月6日から11日まで開催されていた
フィンランドフェアも、あっと言う間に
終わってしまいました。
ペンティックのテーブルコーディネートセミナー、
フィンツアーのフィンランド案内、
旅行ライターのフィンランドの見どころ紹介など
魅力のあるイベントが開催されました。
イベントスペースが狭いことが残念でしたが…
一番大きなイートインスペースでさえ、
コーヒーやシナモンロールを求める長蛇の列に
諦めざるを得ない状況でした。
次回の開催時には、もう少しスペースを広げて
くださることを望みます。
さて、今回は北欧の中からデザイン王国デンマーク
の代表的なインテリアブランドや
デザイナーを前回同様、A BC順にご紹介します。
ルイス・ポールセン ショールームエントランス。
フレームの中のランプと同じものを手前に展示、
額の中にも額を重ねて、リズミカルな演出が素敵。
Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン )
フリッツハンセン社
デンマークが生んだ20世紀で最も影響力が
あったとされる建築家兼デザイナー。
アリンコチェア
カフェなどで見かけたことがあるかもしれません。
アルネ・ヤコブセン初期の代表作。
座面だけでなく、全体的に小振りに出来ているため、
大柄の男性には不向きかもしれません。
スペースに展示されていることが多い椅子。
人気&売上No1の商品です。
アリンコチェア、セブンチェアは共に
北欧らしい色のバリエーションが豊富に揃います。
イルムスボーリフス4階デザイン家具コーナー
ころんとしたドロップチェアは、後ろ姿も可愛い。
ヤコブセンが女性のためにデザインした椅子です。
Georg Jensen(ジョージ・ゼンセン)
『実用性と美の融合』がコンセプトの
シルバーウェアとジュエリーの専門店。
ステンレスワイヤーで作られた網かご
素材が変わるだけで日用品がアートになります。
シンプルなデザインは、どんな部屋に置いても
溶け込むと同時に空間の質を上げる存在になります。
Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)
座面がペーパーコード。
身体に馴染み、座り心地の良いチェア。
背中のY字が機能性だけでなく、デザインの特徴に
なっています。
日本では最も認知度の高い北欧家具。
PP-501 ザ・チェア
座面がペーパーコード。
Yチェアよりシンプルなデザイン。
アメリカ大統領のケネディが討論時、テレビの前で
座っていた椅子としても有名。
ペーパーコードは、デンマークの樹脂を含ませた
紙紐を3本撚り合わせて作ったもので、
革と同じぐらいの強度があり、撥水性があるため
汚れにも強く、座面としては理想的な材料です。
身体に馴染んで柔らかくなると、さらに座り心地が
増します。
Louis poulsen(ルイス・ポールセン)
デンマークの有名な照明ブランドです。
日本でも人気のあるPH5やPHアーティチョークが
代表的な照明器具です。
ルイスポールセン PH5ペンダントライト / クラシック・ホワイト (5741918207) 100,120円 Amazon |
PH5ペンダント
PHアーティチョーク
デザイナーはいずれも、ポール・ヘニングセン。
PHランプの最大の特徴は、光源を見せないことで
不快な眩しさを取り除いているところです。
PHシリーズの中でも特に人気なのは、
1958年に発表されたPH5ペンダント。
今現在もルイス・ポールセン社から色の
バリエーションも豊かに販売されています。
72枚のパーツを組み合わせたアーティチョークの
照度を落とした暗い空間で体感すると光と陰が
織りなす美しい魅力にはまってしまいます。
Royal (ロイヤルコペンハーゲン)
1775年、デンマーク王室御用達製陶所として開窯。
当時から伝わるパターン、
『ブルーフルーテッドプレイン』は240年以上経った
今も受け継がれているデザイン。
黒が効いています。
黒いテーブルウェアは日本をイメージした商品
だと説明を受けました。
長い伝統を持つブランドですが、
常に新しいデザインを提案し続けている姿勢に
このブランドの魅力を感じます。
今回は、ハイブランドばかりをご紹介しました。
次回は引き続き、デンマークの身近なブランドを
ご案内します。