こんにちは、Sarahです。

大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。

住空間を通して
人を幸せにすることが
インテリアコーディネーターの仕事です

インテリアに興味があり、
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツを紹介します。

〜北欧インテリア
                 デンマーク🇩🇰〜

松屋銀座で6月6日から11日まで開催されていた
フィンランドフェアも、あっと言う間に
終わってしまいました。

ペンティックのテーブルコーディネートセミナー、
フィンツアーのフィンランド案内、
旅行ライターのフィンランドの見どころ紹介など
魅力のあるイベントが開催されました。

イベントスペースが狭いことが残念でしたが…

一番大きなイートインスペースでさえ、
コーヒーやシナモンロールを求める長蛇の列に
諦めざるを得ない状況でした。

次回の開催時には、もう少しスペースを広げて
くださることを望みます。

さて、今回は北欧の中からデザイン王国デンマーク
の代表的なインテリアブランドや
デザイナーを前回同様、A BC順にご紹介します。

この写真は、2017年デンマーク コペンハーゲン
ルイス・ポールセン ショールームエントランス。
フレームの中のランプと同じものを手前に展示、
額の中にも額を重ねて、リズミカルな演出が素敵。


Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン )
フリッツハンセン社

デンマークが生んだ20世紀で最も影響力が
あったとされる建築家兼デザイナー。
アリンコチェア
カフェなどで見かけたことがあるかもしれません。
アルネ・ヤコブセン初期の代表作。
座面だけでなく、全体的に小振りに出来ているため、
大柄の男性には不向きかもしれません。

セブンチェア
同じくカフェやショールームなどの打ち合わせ
スペースに展示されていることが多い椅子。
人気&売上No1の商品です。

アリンコチェア、セブンチェアは共に
北欧らしい色のバリエーションが豊富に揃います。
デンマークのインテリアショップ
イルムスボーリフス4階デザイン家具コーナー
ころんとしたドロップチェアは、後ろ姿も可愛い。
ヤコブセンが女性のためにデザインした椅子です。

Georg Jensen(ジョージ・ゼンセン)

『実用性と美の融合』がコンセプトの
シルバーウェアとジュエリーの専門店。
ステンレスワイヤーで作られた網かご
素材が変わるだけで日用品がアートになります。

シンプルなデザインは、どんな部屋に置いても
溶け込むと同時に空間の質を上げる存在になります。

Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)
カールハンセン&サン社
CH-24 Yチェア

座面がペーパーコード。
身体に馴染み、座り心地の良いチェア。
背中のY字が機能性だけでなく、デザインの特徴に
なっています。
日本では最も認知度の高い北欧家具。
 

座面がペーパーコード。
Yチェアよりシンプルなデザイン。
アメリカ大統領のケネディが討論時、テレビの前で
座っていた椅子としても有名。

ペーパーコードは、デンマークの樹脂を含ませた
紙紐を3本撚り合わせて作ったもので、
革と同じぐらいの強度があり、撥水性があるため
汚れにも強く、座面としては理想的な材料です。
身体に馴染んで柔らかくなると、さらに座り心地が
増します。

Louis poulsen(ルイス・ポールセン)

デンマークの有名な照明ブランドです。
日本でも人気のあるPH5やPHアーティチョークが
代表的な照明器具です。
PHランプの最大の特徴は、光源を見せないことで
不快な眩しさを取り除いているところです。

PHシリーズの中でも特に人気なのは、
1958年に発表されたPH5ペンダント
今現在もルイス・ポールセン社から色の
バリエーションも豊かに販売されています。

72枚のパーツを組み合わせたアーティチョークの
照度を落とした暗い空間で体感すると光と陰が
織りなす美しい魅力にはまってしまいます。

Royal (ロイヤルコペンハーゲン)

1775年、デンマーク王室御用達製陶所として開窯。
当時から伝わるパターン、
『ブルーフルーテッドプレイン』は240年以上経った
今も受け継がれているデザイン。

本店のテーブルセッティング
黒が効いています。
黒いテーブルウェアは日本をイメージした商品
だと説明を受けました。

長い伝統を持つブランドですが、
常に新しいデザインを提案し続けている姿勢に
このブランドの魅力を感じます。

今回は、ハイブランドばかりをご紹介しました。
次回は引き続き、デンマークの身近なブランドを
ご案内します。