かこんにちは、Sarahです。

大手住宅メーカー勤務の
インテリアコーディネーターです。

住空間を通して
人を幸せにすることが
インテリアコーディネーターの仕事です。

インテリアに興味があり
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツを紹介していきます。

〜こだわりカラーの見つけ方〜

長男からのバースデイプレゼントの花束です。

南青山にあるlogi(ロジ)のフラワーバッグ。
とても美しい色の組み合わせにお店の方のセンスを
感じます。

長男のオーダーは『フランボワーズ色を中心に』と
シンプルなものだったそうです。

二輪の大きなダリアの花は
その名前通り、ダリアパープル色。
さらにダリアパープルと白の2色使いが一輪。
オーキッドパープル色の蘭が一輪。

この4輪が一番のこだわりカラー。
もっとも目立たせたい色になります。

インテリアコーディネートではアソートカラー
呼ばれる色です。

アソートカラーの背景色であるベーシックカラー
フラワーバッグの白、そして紫陽花のグリーンがかった白の花びら、さらには縁取りにグリーンを纏った
白いカーネーション。
色味を重ねながら、少しずつグリーンに寄せていきます。

色を少しずつずらして白からグリーンへと
色味にバリエーションを加えていきます。

こんなシックな色合いのカーネーションを
見たのは初めてです。

この色は長男のセレクトです。

カーネーションの縁取りをダリアの花に寄せない
ことが、この花束のお洒落偏差値を押し上げていると
思います。


こちらがフラワーバッグです。
花束に結ばれていたリボンは黒一色。

アクセントカラーとしての黒は花束をスタイリッシュに演出しています。

ちなみに我が家のリビングで一番印象に残る色、
アソートカラーは黒です。
ダイニングテーブルとチェア、
コンソールテーブルなどに使いました。

黒を強調するアクセントカラーとして
私が一番好きな色はダリアパープルです。

長男のオーダーした花束はもちろん、
私の嗜好を反映した色ですが同時に自宅リビングの
インテリアに合うことも考えられています。

今回は、花束を例にとってお話しました。

機会があれば、ご自宅のインテリアイメージに合う
花束を自分のために選んで飾ってみられてはいかがでしょうか。

好きな花を慎重に選び、なぜ惹かれるのかを考えてみてください。

その花が纏う空気感と色があなたにとってのこだわりカラーかもしれません。

ぜひ、お試しください。