こんにちは、Sarahです。
大手住宅メーカーで
インテリアコーディネーターの
仕事をしています。
住空間を通して
人を幸せにする職業が
インテリアコーディネーターです。
インテリアに興味があり
自宅をお洒落にしたいと思う方に
インテリアのプロとして
ちょっとしたコツをご紹介していきます。
インテリアはセオリーを理解すると
時にはプロレベルの成果を得ることができます。
難しく考えないで、まずは私がご紹介する
理論に沿って実践してみてください。
〜ホテルライクなインテリア〜
お客様からホテルのような内装、設え(しつらえ)が良いと要望されることがあります。
ホテルライクなインテリアを私は洗練された贅沢な空間を設えることだと考えています。
今回、異国情緒あふれる神戸オリエンタルホテルに
滞在して室内外の色彩計画をはじめ、家具の配置や
景色の切り取り方、光と陰のバランス、人工照明の
効果的な使い方についてきちんと検証したいと思います。
フロントは最上階17階にあります。
その名前のとおり、アジアの香りがするロビーです。
シーリングファンと椰子の木が
日常を非日常へと切り替えてくれます。
正面突き当たりの窓越しに六甲山が見えています。
この開放感が非日常への第1歩です。
ひっそりと静かな佇まいのエントランス。
貼り地が全て異なります。
黒、茶色、ベージュなどのベーシックな色に
差し色としてフューシャピンクが使われています。
床、壁の落ち着いたダークブラウンと
積み上げられたヴィトンのトランクと地球儀が
旅の高揚感を演出しています。
午後3時の日差しが差し込んでいます。
スイートルームの扉
他の部屋とは異なり、この扉だけが間口が広く、
特別感がありました。
スイートルームは113.99㎡あるそうです。
どんな内装なのか覗いてみたくなります。
お願いすれば、見せてもらえるのでしょうか?
六甲山を背景に神戸の街並みが切りとられています。
次回は部屋の中の設えについて
細かいパーツも含めて検証していきます。