[ガン闘病]ステージ4膵臓がんの森永卓郎氏「最後まで闘いながら死ぬ」!

 

 

■ [ガン闘病]ステージ4膵臓がんの森永卓郎氏「最後まで闘いながら死ぬ」!

 

昨年12月27日にステージ4の膵臓(すいぞう)がんであることを公表した、経済アナリスト森永卓郎氏(66)が10日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に病室から電話出演し、現在の体調などを報告するとともに、病気との向き合い方について語りました。

番組MCの宮根誠司に「ガンと闘うことに決めたんですね」と問われた森永氏は「本を書きかけていて、これを死ぬ前に完成させないといけない。いま95%くらいまで来たので、一応目標の所まで来た」と話しました。さらに「ラジオをレギュラーで5本くらいやっているんですが、仲間が、もしここで(ガンに)打ち勝ったら『モリタク歌謡ショー』をやってくれることになっている。何を歌うかはまだ決めていないが、エンディングは高橋真梨子の『for you…』と決めている」と、復帰後のプランも明かしました。

身体の状態について「自分の身体だから分かる」とした上で「目標を失うと、だめ。何かしたいという強いニーズがないと、生きようと思わなくなる」と述べ、宮根に「それが、今のところ歌謡ショー?」とツッコまれると「はい」と、きっぱり。昨年、ラジオのイベントで約4000人の前で歌った経験が忘れられないといい「超気持ちよかった。もう1回やるぞ」と意欲をみせました。

一方、息子の経済アナリスト森永康平氏(38)の「父がテレビやラジオに出ることは仕事という生きがいというか、生活の中の張り合いになっていくと思う。本当にやりたいなら、やってもらいたい。本人がいちばん好きなように生きてほしい」というコメントが紹介されると、森永氏は「(病気になって)楽をして生きよう、楽しいことをして生きようなんて、みじんも感じなかった。最後まで闘いながら死ぬというのが私の生きざま。これから権力と闘います。怖いものはない。最後まで闘って死にます」と主張しました。「ぜひ完治してください」という宮根の呼びかけには「はい、頑張ります。あきらめたら試合終了と、『SLAM DUNK』の安西先生が言っていた」と、人気漫画の名言を引き合いにしながら応じました。「竹中平蔵さんに『金網デスマッチ』を申し入れているが、今のところ拒否されている」と笑わせる場面もありました。

今年の日本経済の行方を問われると「大変な大暴落が起きると思っている。バブルがはじけ始めると株価が10分の1になっても、まったく不思議ではない」と分析…。経済政策としては「消費税全廃がいちばんいい政策。30兆円あれば全廃できる」と持論も訴えました。

宮根が「早く治したいという気はおありでしょうが無理せずゆっくり治していただき、またスタジオでお待ちしています。元気な声を聞けて安心しました」と呼びかけると、森永氏は「ありがとうございまーす。どうもー」と応じていました。

 

森永卓郎氏が闘う相手は、「財務省」「自民党」「経団連」「大手メディア」「竹中平蔵」という、この30年間日本を食いものにしてきた巨大な悪…。その分、闘い甲斐もあると思いますので、お身体を大切にしつつ日本国民のために思う存分闘って欲しいところです。一日も早いご快復をお祈りしています。

 

※森永卓郎氏ベストセラー書籍「ザイム真理教」は必読です。

 

 

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