[癌治療]日本発「胃がん死亡ゼロ」の世界へ!「胃カメラ×AI」の絶大効果とは

 

 

 

■ [癌治療]日本発「胃がん死亡ゼロ」の世界へ!「胃カメラ×AI」の絶大効果とは

 

 

日本で最も多くの死者を出している「ガン」、その中でも3番目に多いのが胃がんです。早期に発見することで生存率を高めることができますが、胃カメラによる検査では実に約2割の見逃しが発生しています。しかし近年、胃カメラにAIを適用することで、検査時の見落としをゼロにできる可能性が高まってきました。つまりは、胃がんによる死者をゼロに近づける日が来るということです。今回は、医療AIの研究開発のトップリーダーであるAIメディカルサービス 代表取締役CEOの多田智裕氏に、医療AIの最前線について紹介してもらいました。

 

 

●ステージ1なら「生存率99%」の衝撃

 

消化器科は、胃や腸などの消化管を主に扱う医師と、肝臓や膵臓などの実質臓器を扱う医師に分けられます。私は消化管を専門に診療を行ってきましたが、消化管で発生する深刻な病気の1つにガンが挙げられます。特に日本では、胃がんと大腸がんの罹患率が高いです。

 

胃がんと聞くと、それだけで命に関わる印象を受けるかもしれません。ですが、実はステージ1で発見できれば、5年生存率(病気と診断された患者さんが、5年後に何%生存しているかの数字)は98.7%と、高い確率で完治が望める病気と言えます。

 

しかし、そこから進行してしまいステージ2で発見された場合、5年生存率は66.5%、ステージ3では46.9%と、一気に半分近くまで下がってしまいます。要するに、早期発見できるかどうかが、患者さんの命を左右するのです。

 

この胃がんを早期に発見・診断できる検査は、胃内視鏡検査(胃カメラ)だけです。皆さんも体験されたことがあるかもしれませんが、苦しい検査という印象が強かったと思います。

 

一昔前の検査は、喉に麻酔を打ちつつも太い胃カメラを口から挿入するため、嘔吐反射が起きやすいものでした。しかし、現在は経口内視鏡だけでなく、細いカメラを用いた経鼻内視鏡という嘔吐反射の起きにくい鼻からの検査が可能になりました。医療施設によっては希望すれば鎮静剤を使用した上で検査を受けられるため、検査時の苦痛は軽減されつつあります。

 

このように、内視鏡機器そのものや、医師の技術力・内視鏡医療における手法は日々進化しています。内視鏡検査が安全かつ苦痛も少なく受けられるようになってきた今こそ、私は内視鏡専門クリニックの理事長を務める医師として、医療の質をさらに向上して、胃がんの早期発見を増やす必要があると考えています。

 

 

●日本の内視鏡は世界一! それでも「見落とし2割」

 

実は、消化器内視鏡は日本が世界をリードする分野の1つであり、驚くことに消化器内視鏡のシェアは日本のメーカーが世界で98%を握っています。さらに日本消化器内視鏡学会の会員数は3万5000人と、内視鏡学会としては世界最大規模で、内視鏡を扱う医師のレベルも世界トップレベルの評価を受けています。

 

しかしながら、世界的に高い能力と技術を持つ日本の内視鏡専門医でも、初期段階の胃がんは胃粘膜との区別が難しく、実に2割前後も見逃してしまっていると言われています(注)。また、検査をする医師の熟練度によっても病変の発見率に差が出てしまうとされています。

 

注)Hosokawa et al. Hepatogastroenterology. 2007 ;54(74):442-4.

 

とはいえ、医師たちも胃がんの早期発見のために多大な労力を費やしています。たとえば、胃がんによる死亡率減少を目的とした施策の「対策型胃がん検診」というものがあります。これは、市区町村が主導して胃内視鏡検査を行うものです。

 

1度の検査で撮影する画像は40枚程度ですが、これらの画像を専門医が2人体制でダブルチェックしています。これらの医師は、所属する病院の診察時間後に作業を行っています。

 

私が理事を務めるクリニックが所在するさいたま市では、1回当たり約1時間で約70人分、3000枚弱の内視鏡画像をダブルチェックします。このため、年間で確認する画像は数十万枚に上ります。

 

しかし上述の通り、一定の見逃しは避けられないのが現状です。そこで私は、ガンの見逃しと医師の負担を減らしていくにはどうしたら良いかを考えました。出した答えは、画像認識能力で人間を超えたとされるAIを、内視鏡医療に活用することでした。

 

 

●内視鏡AIを研究開発、論文数は世界1位に

 

始まりは2016年です。東京大学の松尾豊先生の勉強会で「AIの画像認識能力が人間を超えた」という話を聞き、がん研有明病院の平澤俊明先生と「AIを内視鏡に活用できないか」とディスカッションしたことが契機でした。そして、AIで画像診断を支援する「内視鏡AI」の研究開発を同年に開始しました。

 

当時、私のクリニックで勤務していた3人の先生と、2人のエンジニアでAIの研究開発をスタートしたのですが、最初は研究論文を発表することが目標でした。

 

起業を決意するきっかけとなったのは、病変データをAIに学習させ、胃がんの原因とされるピロリ菌の有無を鑑別できるAIの開発に成功したことです。その2カ月後には胃がんを検出するAIの開発めどが立ち、臨床応用まで持続的に研究開発を進めるために、医療AIスタートアップ「AIメディカルサービス」を設立しました。

 

前述の通り内視鏡は、日本が世界をリードしている分野の1つです。我々は、日本を代表する医療機関の「がん研有明病院」、「東京大学医学部附属病院」、「大阪国際がんセンター」、「慶應義塾大学病院」など、100以上の医療機関と共同研究契約を締結し、質・量ともに日本トップクラスの症例データを収集して内視鏡AIの研究開発に努めてきました。

 

なぜ日本のトップ医療機関が共同研究をしてくれているのかというと、私自身が現役内視鏡指導医であり、内視鏡AI研究論文を世界中に向けて発表してきた実績があるからです。実際、2022年12月時点において、「内視鏡AI」に関する論文発表数と引用数において私が世界で1位であるということが論文で示されました(注)。

 

注)Gan, Pei-Ling MDほか”The scientific progress and prospects of artificial intelligence in digestive endoscopy: A comprehensive bibliometric analysis”

 

トップクラスの医療機関から提供していただいている質の高い、膨大なデータこそが、内視鏡AIの性能を大きく左右する肝となります。

 

 

●研究が示した「内視鏡AIの成果」とは

 

これまで発表してきた内視鏡AI研究の中で、動画における胃がんの拾い上げの感度は92.2%、直径6mm以上の病変においては98.6%という成果が認められています。この結果は、内視鏡AIを活用することでガンの見逃しを減少できる可能性があるということを示しています。

 

現在、私は内視鏡AIを臨床現場に届けることで、内視鏡検査の質を上げ、医師の精神的負担を減らすことを目標としています。

 

しかし、まだまだ実用化に向けては課題もあります。内視鏡AIを社会実装するためには、製品を作るだけではなく、AIを世の中の人に正しく理解し認識してもらう必要があります。

 

また、AIを活用した医療機器に関しての規制や法整備などもまだ道半ばです。内視鏡AIのみならず、医療AI全体の社会実装に向けた業界の課題を解決するために、2019年に「AIを活用した医療機器の開発と発展を目指す協議会」(通称、AI医療機器協議会)という任意団体を設立しました。医療スタートアップの仲間たちとの情報交換、政府への提言といった活動を行っています。

 

開発を始めたばかりの頃は、「AIが人間を診断するなどとんでもない」「AIがあると人間がAIに頼り学習しなくなるになる」などと医師仲間にもよく言われました。最近では少しずつ、「AIと一緒に取り組むことで医療はさらに良くなる」と言われるようになってきました。

 

私が代表を務めるAIメディカルサービスは、日本のみならずグローバルな展開も目指しています。すでにニューヨークとシンガポールに拠点を置き、10カ国以上の医療機関と共同研究に向けた協議を進めています。

 

2030年にはヘルスケアにおけるAIの活用は世界で約25兆円規模の市場になる、という試算も出ており、注目は今後ますます高まっていくことが予想されます。

 

以上となりますが、「世界の患者を救う」という大きな目標のために1日でも早く内視鏡AIを臨床現場に届けたいと思っています。今後も“人のためのAI医療”として世界の内視鏡の質を向上させていくことが私の責務だと考えています。

 

 

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※ 標準治療は免疫細胞に多大なダメージを与えますので、免疫力の強化はガン治療において必須です。しかしながら病院では免疫力強化に対する処置はしてくれません。そもそも免疫力の大切さは勿論、食事の大切さなども軽視している病院や医師が多いのが実情です。つまり免疫力や自然治癒力を高めるのは患者さん任せなのです。にも関わらず、病院や医師の多くは標準治療・病院治療以外のものを非常に強く否定し拒否する姿勢のため、患者さんやそのご家族に圧力を掛け、病院治療以外のものは実質使用できない状況に追いやります。病院や医師が病院治療以外のものを強く否定するので(病院もビジネスですので…)、患者さんをはじめ世の中の人の中には、「西洋医学だけが正しい医療」であり「西洋医学以外のものはすべて偽物・悪」だと思い込んでいるケースが多々あります。西洋医学にも、西洋医学以外にも、その患者さんに効果がない治療法はいくらでもあります。新型コロナウイルス対応において厚生労働省の本当の能力を知った方も多いと思いますが、厚生労働省の指針や指導が正しいとは限りませんし、病院や医師の言うことがすべて正しいはずもありません。癌治療において何が正しいのか、何が必要なのか、患者さんもご家族もしっかりと勉強する必要があると思います。癌を100%治せる治療法が確立されない限り、私は標準治療をベースに西洋医学に足りないものを補う治療法、患者さんの体全体を見て必要なものを加える治療法、つまり「統合医療」が癌治療の正しい道だと思います。

 

 

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