ナイーブでいてはいけません | 〜 Que Sera、Sara 〜

〜 Que Sera、Sara 〜

楽に生きるってどういうこと?

ドジャースの大谷選手の元通訳の違法賭博事件、

こちら東海岸でも、ちょっとニュースになりました。

 

さすがに金額が金額なので、話題になりましたね。

 

でも、元横綱の曙の死去のニュースと同じ長さ。

 

その程度でした。

 

逆に同じ日にはO.J. シンプソンの死亡のニュースもあり、

こちらは大きく特集が組まれていました。

 

カリフォルニアや西海岸では、もっと話題になっていたかもしれませんが、

 

選手自体が逮捕されたりしたわけではないので、

興味もない、といったところでしょうけど、

 

ただ金額がね。

 

日本人からしたら、

「騙されてかわいそう。」

なんでしょうけど、

 

アメリカ人からしたら、普通に

「お金を人に任せるとかって、バカなの?」

という反応。

 

なんで、ちゃんと自分で投資したり管理したりしないわけ?

 

という、ごく当たり前の感想しか出ませんよね。

 

まさしく、

 

「ナイーブ」

 

と言う、単語の使い方、そのままです。

 

日本語だと、

「純真無垢」

というポジティブなイメージで使っていますが、

 

英語だと

「世間知らずのバカ」

という、ネガティブな意味。

 

騙す方が悪い、という日本と、

騙される方が悪い、という諸外国の価値観。

 

渡米1、2年目というなら、無知でした、

で済むところも、

滞在歴が数年ともなれば、

お金の管理の仕方やリスク管理の仕方は、

球団からも、日本人ネットワークからも入ってくるはず。

 

それを他人任せにするのは、やっぱり脇が甘いとしかいいようがないんですよね。

 

海外に住んでいると、みんな警戒心が強い。

 

でも、日本人は、「いい人」だと、全面的に信用してしまうんですよ。

 

これから、どんどん日本に移り住んでくる人たちが増えます。

 

「いい人そう」な人が、「いい人」とは限りません。

 

「いい話」はもっと疑ってください。

 

日本のルールは日本人の間では通用しますが、

他では通用しません。

 

日本に住む日本人と外国人の比率がどんどん変わっていけば、

日本にいても、日本のルールは通用しなくなります。

 

少しずつ、意識を変えていきましょう。