ヒロシは、宇宙論が好きで大学でも何科目も履修しています。
常日ごろから思っている「ヒロシと宇宙」について詩風に書いてみました。特別なものではないですが、科学も踏まえているつもりです。よかったらご覧ください。
毎朝こんなイメージを浮かべながら、すべてのことに感謝、常に感謝、をモットーに一日をはじめることにしています。
手のひらの中の星のかけらたち
この世のはじまりは、まだわからない。
あるとき、宇宙は静かにふくらみはじめた。
それは一つの点からではなく、あらゆる場所から。
光が生まれ、
最初の元素ができ、
闇は薄く晴れ、
星が灯り、銀河が渦を巻いた。
星は死に、新しい星が生まれ、
そのたび新しい元素が生まれた。
その巡りの中で、太陽と地球が生まれ、
水が流れ、生命が芽吹いた。
やがて人が生まれ、
その一人として、私がここに立っている。
私の体は、星々が作った無数のかけらでできている。
両手のひらにすくった、きらめく星のかけら。
その力は若く、ほとんどこぼれず、
私を前へと進ませ、人生を彩る。
ある日、小さな手が現れ、
かけらの一部をすくってゆく。
それは新しい旅の始まり。
時が過ぎ、手のひらは弱まり、
指の間からかけらが光となって漏れ出す。
それらは落ちるのではなく、宇宙へ昇る。
あるいは一度落ちたとしても、
やがて太陽は膨らみ、地球はのみこまれ、
私を形づくっていた物質は再び星の海へ帰る。
はじけた太陽たちの破片は、また星のかけらとなって漂う。
集まり、離れ、
新たな星や生命を形づくるだろう。
いつかその中に、また私がいるかもしれない。
あるいは、私ではない何かとして。
だから私は、宇宙そのものであり、
そして決して滅びない。
