香月サラです。
私が住む地区では、自治会で行われる「講」が現在も残っています。
恵比寿講、石鎚講、元講など。
馴染みのない方がほとんどなのではないかしら。
私も嫁ぐまでは全然知りませんでした。
そもそも、講とは…
「法会の一種。経典を講じる法会。講会。 転じて、民俗宗教における宗教行事を行なう結社のこと。またその行事・会合のこと。講社。この項目で主に記述。 さらに転じて、相互扶助的な団体や会合のこと。」 ウィキペディアより
(ネズミ講の講もこれって知らなかった!なるほど。)
うちの自治会では毎年1月に恵比寿講があって、10年に1度当番が回ってくるのだけど、それが今年でした。
(今年はコロナ禍で会食はなし)
1年前から街角にある小さな恵比寿さまのお社のお世話をし、講の準備をするのが当番の役目。
(井原市内でもやらないところもあります。やってる方が少ないんじゃないかな。)
と、つよく思っていましたが、
今年、代変わりをして、夫と私が…
いざ、プレイヤーになってみると、、、
あら不思議。
なんだか楽しいのですよねぇ。
ご近所のみなさんとお喋りしていると心が温かくなるの。
昔の人はこうやって、人と繋がる工夫をしていたんですね。
アタマで考えているだけじゃワカラナイ何かがある。
このカードみたいに。↓
アタマで思考で色々考えているよりも、実際に動いて体験しちゃった方が早いし、深い!
そして、矛盾。
わたしは、
「面倒くさいから無くなれば良いのに」
も分かるし、
「やっているとなんか楽しい。悪くない」
も分かる。
以下、みつろうさんのブログより一部抜粋。
↓↓↓
矛盾を受け入れられる人だけが、ピースを作る。
私だけ、
こちらだけ、
一方だけ、
この論理だけ、
が正しいという人の主張には矛盾は無い。
矛盾は無いが、争いを生む。
この世界で『矛盾する』とは、
歩み寄ることなのかもしれない。
確かに。
わかるわかる。
地域の古くさい行事の中に、平和を見出した週末でした。^ ^