土曜日の夕方稽古に出る直前、

「そう言えば、LINE見ていなかったなぁ」

とチェックした。

 

すると、

鈴本先生と、

P先生からLINEが入っている。

何事。

 

鈴本先生:

 「今週の少年部、指導代行できませんか」

……ってこれ、木曜日に着信しているけど。

2日間もたっぷり放置していた事になる。

 

P先生:

 「今日の一般部指導は僕なんですが、

 仕事が入ってしまった。代行できませんか」

 

……暑さと、午前稽古の疲れとで、

脳内チャンプルーの所へ、

代行代行って言われても混乱。 

 

とりあえず、

もう時間的に少年部は間に合わないわけで、

鈴本先生へは「遅くなりましてごめんなさい」

とだけ返信。

P先生へは、

「基本だけやって、後は自主練でもいいですか?」

と返信し、OKと言うので、

道着だけ持って家を出た。外はやたら眩しい。

 

行ってみたら、

少年部の青帯の子供とお母さんとすれ違った。

(?? 誰か代行が見つかったのだろうか)

と、いないと思っていたP先生がいた。

仕事を適当に抜けて少年部を指導されたらしい。

 

我々の一般部も、基本まで指導して下さり、

「ではお願いします」と仕事へ戻られた。

私と学生二人。

型を幾つかやって、あと1時間は自主練とした。

「組手をやりたい時は、言って下さい。

私が時計係をします。

バチバチやって怪我しないためにも」

「わかりました」

 

結局、学生二人は仲良くミットをやったり、

あれこれ技術研究?をしたり、

挙句はボールをよけたり、

チャンバラ棒で謎の武術をやったりと、

遊びながら楽しくやっていた。

前々から「道場には自主練が必要」

と思っているので、こういう機会は悪くない。

 

       ちょっと不満  気づき  愚痴入りまーす

 

……一般部はいいんですよ。

学生とか大人相手だったら、どうとでもなる。

 

問題は少年部だ。

確かにこの間、1回代行はしたけれど、

<絶対、二度とはやらない>

と決意していたのだ。

 

前提として、

私は道場最弱だと思っているし、

黒帯になってまだ3年。(一番新しい)

謙遜ではなく、全く力も自信もない。

いくら「有段者は指導もするもの」であっても、

向き不向きもありますって。

 

現状、

人を選んでいられないほど、

代行候補者が少ないのは確か。

わが所属道場だけでも20数名いるはずだけど、

実際に、道場へ来るのは半数で、

各クラス3~6人位だ。

土曜の夕方ともなると、ほぼ社会人はいない。

 

指導員は

P先生を見てもわかる通り、

皆さん、相当無理している。

急な仕事や用事だって入るし、病気にもなる。

 

他にいないのだから、私は頼まれやすい立場だ。

一般部なら仕方ない。

今まで指導していただいた恩ある先生方のためにも。

 

けど、少年部は別!

 

無理だと思う理由はいくらでもある。

つきつめれば、

「子供が苦手。扱いがわからない」

「か弱い上に、予想外の動きをするので、

安全面を守れる自信がない」

「こんな底辺黒帯がその場凌ぎの指導をして、

子供やその親が、稽古に嫌気がさしてもいいの?」

 

さらに本音を言うなら、

「教えたいという熱意さえもないのに、

何度も頼まれて、

それが当たり前になるのは御免だ」

 

物事を義理で引き受けて怖いのは、

二度、三度重なるうちに、

なし崩し的に頭数に入れられてしまうこと。

いや、絶対そうなるだろう。

これだけ指導者が不足しているなら。

 

で、今度のLINEである。

普段何もない時はあまり見ない。

数日放置は常態化している。

けど、鈴本先生からしたら、

未読スルーみたいなものだし、

断られても気分は良くないわけで。

 

こちらからしたら、

LINEを頻繁に見る義務もないのに、

引け目を感じなきゃいけない。

 

こんな奴に頼むくらいなら休講の方がまし。

だけど休講が重なるなら、保護者が黙っていないだろう。

でも、私なんかを最後の頼みの綱とする時点で、

ここの指導者不足はもう無理があるのでは。

 

仮にも月謝を取っているなら、

小さいお子さんを預かるのなら、

道場が認めた指導員が教えるべきなのに、

短期間に二度も代行、ただの黒帯って。

稽古会みたいな非営利のサークルならわかるけど。

 

少年部指導を軽く考えていないですか?

 

師範も師範代も、

あまりに無関心じゃないですか?

だからこの所属道場、

少年部の子供自体、

減っているんじゃないかとも思う。

数年前はまだ、今より多かったから。

教える人もいい人材が多かったし。

 

どこの道場のHPを見ても、

主力は子供達だからか、

「子供の心身を育てますにっこり

みたいな児童教育面を強調しているが。

 

皆、そこを期待してわが子を任せるのに、

親御さん達が私を見たら、(大丈夫?)って思うよ。

 

ヒラの黒帯でもいいんですよ、

子供好きで、温かくて責任感があれば。

そんな小学校の先生、いたよなぁ。

前に少年部を手伝っていた茶帯の先輩も、

そんな人だったし。

 

年に1度位ならまだしも、

月に2度の依頼って、既に「たまに」じゃない。

ここで軽く引き受けてしまったら、

準レギュラー扱いだ。危ない。

 

けど、断るのも辛いわけで。

頼む方だって相当辛いのを知っているから。

 

自分に子供と接する力があるか、

誰もが認める力があれば、どんなに良かったか。

こんなポンコツで、役立たずで。

 

で、思ったけど、

誰もが認めるレベルの先輩方は、

土曜日の夕方なんて絶対、

稽古に来ない。

土日休みの方が多いだろうに。

 

(ところが昔、

師範がご指導に来られた時は、

どこから湧いたかって程集まったけど…)

 

「あの人は来ない」

と分かっている人は、安全圏にいるわけだ。

 

私も夕方は行くの止めようかなぁ。

満月先生のマニアック講座だけは行きたいけど、

先生もいつの土曜日に入るのか、

毎月変わるから、わからないが。