2年前、渋谷の再結成コンサートで中野くんは言った。

「大きな玉ねぎの下で会おう!」

 

 

 

そして、本当に日本武道館に帰って来た!

 

曇り空、暑さが和らいでいた。

淵にはドボドボと水が落ち、

大きな蓮の葉や花が広がり、蝉の声がした。

会場の前で、ある男性が大声で呼んでいた。

「西南1階席〇番、

チケット落とされた方はいませんか?」

うわぁ、何て事だろう、

もしそれらしい人を見かけたら、

声をかけてあげたいと思ったが。

落とした人はその後、入れただろうか?

じゃないと、他人事と思えないほど切ない。

(大声で呼んでいた方、本当に偉い!拍手

私以外にも「あ、教えてあげたい」

と思う人が何人もいるわけで、繋がりやすくなる)

 

紙チケットの場合は予めスマホに撮影しておくと、

落とした場合も探しやすくなるのかもしれない。

見つかっても照合しやすいし。

 

開演前、テレサ・テンや松田聖子、プリプリ等、

懐かしいヒット曲が場内にかかっていた。

たまに、中野くんの声でカネカの筋肉サプリCMも。

18時近く、キョンキョンの「なんてったってアイドル」

になぜか拍手が起きる。

と、キョンキョンの声で開演案内が前説された。

意外過ぎる。

 

暗転して現れた、爆風メンバーたち。

私の席は西側1階、横からだけど意外と近く感じる。

スクリーン、そんなものはない! と中野くんは言う。

ないが、どこからでも見やすいのが武道館。

こちらからは和佐田さんが最寄りに見下ろせる。

奥にキーボードの助っ人・ジミー岩崎さん、ファンキーさん。

東側が河合さん。何やら赤い衣装だ。

和佐田さん、中野くんは普通のシャツ姿に見えた。

 

いきなり!

1曲目から「大きな玉ねぎの下で」

 

……!

………?

 

(歌っている人、誰?)真顔

 

一瞬、そっくりさんが中野くんに扮しているのかと思った。

声が違う、そしてかすれている。音程不安定。

「実はゲスト出演の〇〇です!」

と名乗るのではないか?

一昨年、渋谷で朗々と歌い上げた中野くんではない。

 

(え、誰? まさか本人?)

余計な勘繰りで集中して聴けない。

いややっぱり本人らしい…。

喉トラブルだろうか? 声が出にくいようだった。

(特に言及はなかったが)

ま、生身だけに、こんな事もあるだろう。

気を落ち着ける。

 

サビの所では中野くんが素早く、

歌詞を先取りして伝える。

だから皆も歌う。

 

中野くんは嬉しそうに語る。

一番最初に武道館に来たのは、

かぐや姫のコンサートだった。

(2階席を指して)あの黄色いペンライトの辺りで、

隣の人と肩を組んでいたと。

 

次は知人に警備員の臨時アルバイトを紹介された。

アリスのコンサートで、アリーナの後方を監視していたが、

谷村新司がなんと

「ここのお客に悪い人はいない。

警備員さんも座って前へ」

と言ってくれ、

ゆっくり座って見られたそうだ。

谷村新司さん、かっこいい! そしていい時代。

 

「35年間も留守してごめんよ、武道館!」

 

ビートルズも上がった武道館。

数々の伝説はあれど、

こんなに長年置いてまた開催した例は、たぶんない。

と語る。

 

何しろ、東西線:九段下駅の発着メロディーは、

♪♪♪(九段下の駅を降りて坂道を~♪)」

武道館と言えば、「玉ねぎ」であり爆風なのだ。

 

これほどこの会場に思い入れのあるアーティストと、

ファンが大結集したのだから、盛り上がらないわけがない。

「えらいこっちゃ」で既に皆一緒に歌っているし。

アリーナ席は色とりどりのライトが揺れる。

カラフルな波だ。

 

<夏の曲特集>

ということで、

「ひどく暑かった日のラブソング」

「月光」「リゾ・ラバ」など、テンポよく続く。

ライブだと100倍魅力が増す名曲揃いだ。

 

「あの頃の中高生がぁー」 → 客「中高年!」

「外は台風 中は?」 → 客「爆風!」

この日は特に、客席を巻き込む中野くん。

 

半蔵門線が折り返し運転になっていたり、

台風が茨城上陸で、茨城は河合さんの母堂の出身地。

「もっているなぁ」

 

ファンクラブ発足で、

アリーナ席のほとんどはファンクラブ先行発売のお客。

で、演奏して欲しい曲をファンクラブで投票させたら、

1位の「それから」「涙2」 も披露。

 

一昨年のライブで聞いて以来、

もはや自分の応援歌と思うまでに好きな、

「旅人よ」 やっぱりいい曲だな。

 

奥のドラムごと可動式でステージ前面に出され、

ファンキー末吉さん自ら、

「坂出マイラブ」

存在感のある声だ。

でも和佐田さんの「京都マイラブ」も凄く聞きたい。

 

その後はパッパラータイム。

ドンキで仕入れた白ブリーフとランニング(600円とか300円台)、

お金のない変態みたいな世直しマン。

河合さんが「世の中狂ってる!」

と何度も叫ぶ。

戦争反対!と言いつつ嫁姑の争いやら、

総菜の値引き争いやらを嘆く。

(後で中野くん「ただのボヤキじゃねーか」)

「世直しロックンロール」

その場で腕立てするわ、ランニングさえも脱ぐわ、

飲料水を浴びるわ、マネージャーの言う事を聞かないわ。

後半でも大暴れ。

最後はぶっ倒れた。

遠目には井手らっきょ氏みたい(?)だが、

これだけ元気でもう65歳という。驚いた。

身体能力も高そう。

達者揃いのメンバーの中でも目立って皆を引っ張る。

 

「もったいない」メドレー

サワリだけ聞くにはもったいない曲だからと。

「IKIGAI」もあった。

聴き慣れない曲もあった。

 

その後の「東京ラテン系セニュリータ」

若い踊り手達を連れて、

ラッキィ池田さんが登場!

        びっくり

客席に向かって、ダンスの振り付けを陽気に教える。

 

1階席だし、中高年多しで、

立っている人、座っている人半々位だ。

私もまだ座っていて(後ろにも悪いし)、

それでも座ったまま踊りました。とかげ

なかなか忙しかった。

片手伸ばして、

片手伸ばして、

両手伸ばして… って型だと思えばいいのか (?)

居並ぶ若い子達を真似るだけでも大変だけど、

いや楽しい!

座ったままでもいい、踊るの推奨!

 

華やかにラッキィさん達が去る、

皆さんありがとうね。

と、去らない裸の男が一人残ってる。

小島よしおさんだ。

おお、本物だ。

 

↑ これ。

 

いつの間にか浴衣姿の、

盆踊り集団が賑やかに舞う。

私も舞う、座ったままだが。(横着)

楽しいねぇ!

 

         花火

 

そして「走る曲」

「この曲は学校で流される事が多いのが良かった」

なので客席に向かって、

「学校関係者の人もいると思う(笑)

運動会などでこれからも流して欲しい」と。

私からもお願いします。

 

もちろん、もう座っていない。

「Runner」

8000人、35年間それぞれ走って来たんだな。

大合唱となった。

ステージへぐーっと、

下矢印上からも空気が集まる感じ。

 

武道館という場所は凄い作りだ。

中野くんの言う通り、

ライブハウスのような近さもあるし、見やすい。

武道場としての風格も、古い温もりもある。

何十年経っても心躍る、帰りたくなる場所。

爆風スランプもそんなバンドだと思う。

 

            走る人

 

「東の島にブタがいたvol.3」

「ほら、アホになる」

アホアホ連呼だ。

アホ祭りだ。

もうアホだらけで一体感。

 

AHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHOAHO

 

キーボードに、

エンペラー福田さんも加わる。

 

ラストはやはり「玉ねぎ」だが、

「スマホ出して下さい。

撮影OK。拡散OK」

 

この日は台風だし、帰りは降るだろう。

ライブでは荷物は最小限に限る。

とスマホは置いて来てしまった。

けれど惜しいと思わなかった。

必ず上げて下さる方はいるだろうから。

 

冒頭の時より調子の上がった中野くんが歌う。

気迫が違う。

ただただ立ったまま集中して聴いた。

8000人皆、大きな玉ねぎの下、

切々と聴き入った。

 

       虹

 

来るべき人が来なかったり、

会いたいと思っていたのは自分だけだったり、

大事な機会を失ったり。

そういうやるせなさ、

若い「僕」じゃなくても味わうわけで。

自分以外は盛り上がる武道館、

九段下までの人混み。

他にこんな曲があるだろうか?

 

何より喜んでいるのが、

ここ、武道館だろう。

会場でもお店でも、道場でも。

古い場所にはそんな無数の思いが染み込む。

 

それにしても、

私の隣の席が最後まで誰も来なかった。

この人もチケットなくした、じゃないよね?

仕事が延びたのか?

知らない人の席なのに、少し気にかかった。

 

驚くことに、

終了後は撮影タイムまであった。

もちろん皆集めて、ではないが、

アリーナ席などはメンバーの背景で入るし、

逆に写すのもOKだった。

 

ちなみに、

入場の際、なぜか携帯スリッパ(金字でロゴ入り)

を配布された。

で、最後の方、メンバーはスリッパを咥えていた。

アホになるペラペラスリッパ。

よくわからないが、スリッパはりっぱ

 

あと、「ビーガンカカオバー」(UHA味覚糖)と、

「丸七商店の玉ねぎスープ」(鎌倉店)

も試食品をいただいた。

どっちも嬉しい! こういうの大好きグッド!

 

Xには、

早速、撮影OKの場面が続々と上げられていた。

https://x.com/search?q=%E7%88%86%E9%A2%A8%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%80%80%E6%AD%A6%E9%81%93%E9%A4%A8&src=typed_query&f=top

 

最新アイフォンの方など、

遠い席からでもズームで近々と映しているし。

  

 youtubeで借り物だが、よちおさんの動画。

 

確かに途中切れたりしているけれど、

実に場内の雰囲気がよく撮れていて、ありがたい。お願い

アットホームな雰囲気だなあ。

 

九段下の駅へ向かう。

もう暗くて、独特の怖さがあるのも武道館ならでは。

 

さぞや台風15号(チャンホン)が蹂躙している…、

と思って気合で出たら、穏やかな雨がポツポツだけ。

なーんだ。

折り畳み傘を出すのも面倒だ。

 

見上げると、

暗い屋根に金色の玉ねぎが確かに光っていた。

ーー「いい曲だけど、玉ねぎの下って何?」

この曲を聞かせてくれた友達に尋ねたあの頃、
こんな未来は予想もしていなかったっけ。

 

(帰宅するとかなり土砂降りだったが、

 やはり爆風は「もっている」と思った)

 

☆★告知☆★

 

2027 Zepp TOUR決定!

 

 

オフィシャルファンクラブの、

「骨まで愛して~オニオンズ」

で先行抽選、またFC限定ライブが神戸と吉祥寺であり。

 

あと、

10月10日(土)よる7:00

公演の独占放送

CSテレ朝チャンネル1

スカパー!加入が必要だ。

 

 

セットリスト: