小学生の時から三谷幸喜さんが好きです。
前にも【王様のレストラン】について
書きましたが、
三谷さんの作品は
時が経っても、
何度も繰り返し見ても、
飽きないのが良いです。
昨年の大河の【鎌倉殿の13人】。
作家 永井路子さんの歴史小説「北条政子」「炎環」「執念の家譜」等々、中学生時代に鎌倉時代に大ハマリしていた身としては、
毎週毎週、心から楽しみにしていた1年でした。
どの俳優・女優さんも素晴らしくぴったりで、三谷幸喜さんの人を見る眼は本当に凄いな…と思いましたが、
中でも私が特に気に入っていた配役は以下の方です。
◯北条政子(小池栄子)
◯北条時政(坂東彌十郎)
◯源義経(菅田将暉)
◯源範頼(迫田孝也)
◯源頼家(金子大地)
◯源実朝(柿澤勇人)
◯和田義盛(横田栄司)
◯大江広元(栗原英雄)
鎌倉時代、特に北条氏時代について書かれたものをいろいろ目にしてきましたが、
まさにイメージ通り!という感じでした。
とりわけ
義経の無邪気な天才感と刹那感
(映画【アマデウス】のモーツァルトみたいな感じ)
頼家の屈折した無力感
実朝の諦観
この、仮にも清和源氏の血をひく人たちの
決して幸せばかりとは言えない
複雑な立場と心情を
脚本としても演技としても
本当にリアルに表現されていたなと思います。
また私は、録画したドラマも度々見ているのですが、
よく見るのはやはり、義経の壇之浦、頼家の修善寺、実朝の八幡宮回です。
三谷さんの脚本は、どんな人でも…例え現代であまり高い評価を得ていない人に対しても、
必ずその人にしかない魅力的な部分を描いてくれるところが魅力的ですね。