先日、訪問した知り合い宅での話。
手料理の話はまた別に書くとして…
結局その日は疲れて、イラついて、落ち込んで帰宅。
「普通」「特別」
どちらも苦手な言葉怖い言葉…
そんなの人それぞれだし
だから何だよ、って思ってしまう。思いたい…。
普通=常識
普通=正義
これをまず押し付けた上で、評価されるの腹立つ。
先日の知り合いとの会話がまさにこのパターン。
「普通は○○でしょう?」
「普通なら○○なんてしないよ。」
「普通だったら○○はあり得ない。」
こう言われるとなんとも言えない気持ちになる。
無性にイライラするけど、言い返せない。
その後、ひどい自己嫌悪に陥って落ち込む。
「特別」意識の高い母に育てられた私は
「普通」の基準が分かっておらず
そこにコンプレックスがあるからなんだろうね。
「特別」を主張する母。
自分のシチュエーションに合わせて
自慢や自己アピール、言い訳に使って責任逃れ。
おまけに、自分だけならまだしも
母の特別意識は時に家族単位でカウントされる…。
物心ついた頃から、よくわからないまま
「そうか…私も、うちの家族も、特別なんだ。」
と納得していたと思う。
たしかに良くも悪くも、私の生い立ちは
一般的に言う「普通」からズレている…。
色々やらかしてきたし、そこは自覚せざるを得ない。
生きづらいのはやっぱり「普通」ではないからで
摂食障害もトラウマもその象徴なんだろうな。
自分では「特別」と思ってなくても
「特別」もある種の「個性」なんだと奮闘しても
「普通」ではないと言われたら…そこで終了になる。
「普通」か「特別」、どちらかに属さなきゃダメなの?
毎回こんなにイライラするのも、落ち込むのも
結局、自分が一番意識しているからなんだよな。
さらっと聞き流すなり、反論するなりして
切り替えないと…時間も人生も、もったいないね。