ピグ恋~ピグから始まった最後の恋~ -511ページ目

出会い(4)



ヒカルがいたおぉヽ(;´Д`)ノ




なんて牡丹に言えない。。(〃_ _)σ∥




牡丹は、あたしとヒカルのプラトニックな関係を尽く否定して




売れない小説家!∵ゞ(´ε`●) ブハッ!!


あーりーえーねー!! 

((ヾ(∀´* ) アヒャヒャヒャヒャ





って、言ってたあの女がピグで疑似恋愛とかホザイてるのが・・・


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そもそもヒカルとピグを重ねるなんてあたし・・・。



(´□`)v-~~~~~~ もっと面白い話してくれる?

(´□`)v-~~~~~~ 35歳で痛すぎだぞ。

(´□`)v-~~~~~~ とりま、病院いけ。



(ノ´▽`)ノ ⌒(呪) あたぃは恋愛ゴッコで女性ホルモン活性化~うほっ!



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どっちが病んでんだよヽ(`Д´)ノ


って、なりかねなひ。



でもあの雰囲気・・・・。




物腰が柔らかくて大人で会話も知的で

酸いも甘いも、清も濁も知っていて

全てを包み込むような温もりを

この二頭身のへんちくり・・・(自粛)



ピグでそんなものまで感じてしまうあたしって・・・




やっぱ病んでるヽ(;´Д`)ノ




いやこれが!!!



牡丹の呪いかぁヽ(;´Д`)ノ




でもなんだろう・・・

この気持ち。



もぅ一度会いたい。

もぅ一度会って確かめたい。



確かめる・・・?



ヒカルかどぅか確かめる?

ぢゃ、ヒカルだったら?

ヒカルぢゃなかったら?





うううぅぅぅぅぅっ




(ノ`□´)ノ⌒┻━┻ うぅりゃ


ごちゃごちゃ考えるのはしょーに合わないよ!

思い立ったら吉日で35年間暴走してきたんだ!

そりゃ躓く事の方が多くて未だ独身なワケだけども!(自爆)



それでも!!





それでも・・・



あたしの全神経がそこに行きたいといっていた。


もぅ一度あの人に会いたいといっていた。




指先がそこに・・・




あたしは、〝今日のグッピグ〟から彼を探して




彼の部屋に・・・








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来なければ・・・









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良かった・・・






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ベッドが・・・


ふたつ・・・。






記憶の引き出しの奥にしまっていたはずの

ヒカルと最後の日が・・・

色褪てリプレイされる。





木製の格子窓から注ぐ木漏れ日が

テーブルの上に置かれたヒカルの

さながら小説家とはかけ離れたゴツゴツした手を照らしていた。



そこにある指先が微かに震えたように見えたから

思わずあたしはその手を握ってしまったけど

それは握り返されることはなく







「俺、彼女が・・・・いるん・・・だ」




二度と握り返されることはなかった。






つづく。>>