人を、見た目で判断するのはいけないのか?
おはようございます。
あなた本来の美力を目覚めさせるイメージコンサルタント 桐元智恵子です。
さて、「人を、見た目で判断してはいけない」という言葉があります。




その人の本質は、中身を見なければ分からないので、人を外見で判断しては
ならない、という意味合いですが、
果たしてそうでしょうか?
「第一印象は数秒で決まる」と言われる、有名な【メラビアンの法則】をあげる
までもなく、
私は、
外見にはその人の人間性(=品性、自己管理、他人に対する気遣いなど)が表れる
ものなので、中身と同様に、いえ、先ずしっかり考慮すべきものだと考えています。
ただし、この「外見」というのは、「顔が良い」=「美男美女」であるか、を
見る、ということではありません。
服装、身だしなみ、ヘアスタイル、メイク、体型、表情、会話、姿勢、立ち居振舞い、
ちょっとした仕草、香りなど…、
視覚、聴覚、嗅覚で感じる、人のイメージを決める要素全てです。
先ず、表情には普段の性格が表れます。
たとえば、他人と会話をしている時には、小首を傾げて「うふふ…❤️」という感じで
接している女性が、誰も見ていないと思ったのか、
パーティー会場での他人のスピーチの際には、「あ〜、とっとと終われ」と
言わんばかりに、口をへの字に曲げて、さも面白くなさそうにしている






(かなり表裏のある人物 だと判断できる)
そして、会話では、他人への普段の接し方と人間性が表れます。
たとえば、名刺交換の際に、自分の話と宣伝ばかりまくし立てて、相手に自己紹介
させない&相手の話を聞く気がない






(かなり自分勝手で、他人を思いやれない人物+稼ぎたいだけのお金崇拝者)
また、姿勢に関して言えば、
後ろ姿も美しい姿勢を保つ人は、常に意識してそれをキープしているので、
身も心も引き締まっている人が多く、他人への接し方も丁寧な場合が殆どです。
逆に、背中を丸めダラダラ歩く人は、やはり身も心もダラダラしていることがあり、
他人への接し方も雑なことが多いです。
ただ、こうした関わりを持つ前に、その人の
外見=服装と身だしなみ で、
その人間性は判断できる、
と、私は考えています。
この場合の服装と身だしなみは、必ずしも、「高くて上質なもの」ということではありません。
その人自身に似合う、TPOにふさわしいもの という意味です。
なぜなら、以前にもお話しましたが、
服装には、その人の社会性とセンスと人間性が表れ、身だしなみは相手に対する
気づかい&マナーでもあるからです。






TPOにふさわしく自分に似合う服を着ている人は、周りに対する気づかいができ、
自分を客観的に見ることができる、ひいては、周囲に対しても冷静な判断ができる
人が多いです。
どのように人から見られるか、という「印象」というものを大切にしているので、その時点で、相手に対する心配りができている、ということですね。
たとえば、男性との食事にしても、
男性が連れて歩いても恥ずかしくない、自分に似合う、お店の雰囲気にも違和感のない、
清潔感のある服装でコーディネートをする、
そのコーディネートにふさわしい立ち居振舞いをして、喜んで美味しくいただく、
ごちそうになったら、笑顔できちんとお礼を伝える。
これは、人としてあるべき姿でもありますが、エスコートしてくれる男性に対する
マナーでもあります。
たとえ、カップルでないとしても、お店側からはそうだと感じられるかも知れません。
「品の良い女性を連れていらっしゃる方だな」とお店側に思われると、男性の株も
上がりますし、接客もより丁寧になります(^-^)
たとえ、同じことをした場合でも、
その人自身が本来持つ「美力」に自然に調和する、似合うアイテムでコーディネート
した姿の人の方が、相手に好印象を残すからです。
逆に、
「私がしたいから良いの!!」
と言わんばかりに、
似合っていない色、デザイン、シルエットの
服や、メイク、ヘアスタイル、
過剰な若作り、自分の年代・TPOをわきまえない肌の露出など…、
こちらがザワつくほどの違和感がある、
周りにどう見られても、私がしたいから良いの!!という
TPOも無視した過剰な自意識のファッションに身を固める人は、避けた方が
無難な場合が少なくありません。
つまり、それは、
シチュエーションよりも、自分の気持ちが何より大事=自分さえ良ければあとはどうでも良い、
という人間性の表れでもありますからね。






実は、これまでの例は、私が実際に経験したことばかりです。
その人と対峙して「ん?」と感じる違和感、これは大概当たっていて、危険を
回避する際のアンテナにもなっています。
太っているダイエット指導コーチ、お行儀の悪いマナー講師、派手なだけのメイクの
下手なメイクアップ・アーティスト、
「私はこれが好きだから!」と、自分に似合わない色の服とメイクでコーディネート
しているパーソナルカラーアナリスト、
初対面でも、いつでもどんな場面でも、年がら年中ノースリーブ&ミニスカートの、
私と同い年の50代女性、等など、
彼ら彼女らの立ち居振舞い、人としてのあり方は推して知るべし、でしたが、
共通していたのが、やはり、先ず、見た目の「ん?」という違和感でした。
人間も動物なので、本能的に危険を察知するということでしょうか。
私の場合は、仕事柄、人の外見を客観的に分析する癖がついていることもあり、
そこから、ある程度絞りこみ、表情、会話、立ち居振舞いを交え、その人の人間性の
予測が立てやすいのかも知れません。
人に会う時には、もちろん、偏見を持たないことが大事ですが、長年の経験から、
「人を外見で判断してはいけない」という言葉は、私にとっては全くあてにならないもの
となっています(笑)
皆さんも、参考にしてみて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
イメージコンサルティングなら、あなた本来の美力を取り戻すコーディネートがかないます
認定資格
全日本カラースタイリングコンサルタント協会(CSCA)認定
◆16タイプ・パーソナルカラー(16カラーメソッド®️)アナリスト
◆自分スタイル診断®️〜顔タイプ診断+骨格分析パーソナルスタイリスト
一般財団法人ほめ育財団認定
◆ほめ育ナビゲーター
◆中学・高校 国語科教員免許 専種
◆中学・高校 国語科教員免許 一種