これまでの経緯

 

 

日に日に、せん妄の度合いも強まっている。

 

終始せん妄ではないのだが、寝起きが一番多い。

 

しっかりしているときは、動作もしっかりしている(体力は落ちてるが)

せん妄状態のときは、動作もちぐはぐ。

 

と、書いてみると、当たり前のことなんだが、

水を飲む、トイレに行く、という辺りで、

まずは母がせん妄状態かどうか、を観察し、

せん妄状態なら、少し落ち着かせてからのほうが、少しスムーズになることに気づいた。

 

昨日は寝る前に看護師さんが母に紙パンツ+パッドを装着してくれた。

 

オキシコドンを増やしたから、もしかしたらぐっすり眠っている間に出るかもしれない。

 

トイレに行きたくなって起きたとしても、寝起きはすぐに動けないから、

紙パンツにすれば安心ですよー。

むずかしければ、ベッドを起こして座る状態にすると出やすくなりますよー、

などなど。

説明をしていただいた。

 

そして今朝、母が私を呼ぶ声で起きた。

 

ベッド上で頭の位置がだいぶずれていて、

トイレに行きたいが起きれない、

(みぞおちが)痛い

と。

 

まずはオキノームを飲ませた。

 

でも立ち上がってトイレに行くのは厳しいだろうと思って、

紙パンツ履いているから大丈夫だよ、

パンツは看護師さんが変えてくれるから安心してとか(家族にやってもらいたくないようで)

 

で上体を起こしてあげたが、

 

漏れるからいやだ、

子どもと違って量が多いから無理だ

とか、いろいろ。

 

とにかく、紙パンツ・オムツに抵抗があるようだ。

 

そうしている間に、母のせん妄状態が落ち着いてきて、

なんとかトイレに行ける感じになったので、サポートしてトイレへ連れて行った。

 

かなりフラフラだったけど、、。

 

紙パンツは必要ない、といって、ずっと自力トイレを頑張ってきたけれど、

それとは別に、紙パンツでする、という練習は早めにしておいた方がよかったのかも、と思った。

たとえ必要ない、と思っていてもね。

 

自力でできて頑張ってる!えらい!すごい!とは言えないんだなあ。。と

弱っているのに、自力トイレへのこだわりが捨てれず、わめいてフラフラになる母を見て思った。

前から、下の世話を人にされることに強い抵抗感を示していた。

なので、母は、もよおすことに、罪悪感みたいなのを抱くようになってきている。

 

 

自力でトイレはできたが、昨日から、自力で流すことができなくなっている母。

 

昨日は尿の色が透明だったのに、今朝は濃い黄色だった。

肌や目の色も黄色みが強くなっている。