こんにちは
家にお菓子があると、無くなるまで食べないと気が済まないサラです
今日行ったら、明日はお休み
嬉しいけど、2日くらいは続けていきたい
ということで、昨日の続き
昨日は、腹水とカート入院についてでした
今日は、PTGBD 経皮経肝胆嚢ドレナージと、それを行う元になってる急性胆嚢炎についてです
では、まず急性胆嚢炎について説明しますね
胆のうがむくんで腫れ、炎症の進行とともに胆のうの壁が壊死していきます。症状は初期には上腹部の不快感や鈍痛で、炎症の進行とともに右季肋部痛(右の肋骨の下あたり)になり、次第に激痛になります。
http://www.jshbps.jp/modules/public/index.php?content_id=12
原因としては胆のう結石が胆のうにはさまり、胆のうと胆管をつないでいる胆のう管が詰まってしまうことによって起こることがほとんどだそうです。
他にも、胆管の奇型や捻転、胆のうと隣り合う臓器の炎症や腫瘍による胆のう管の圧迫、寄生虫が胆管や胆のうにもぐりこむことでも、起こることがあるそうです。
でも、これだけでは起こる可能性はあまりないそうです
高熱や吐き気、嘔吐、食欲不振を伴うことも多く黄疸(目や顔が黄色くなること)や肝機能障害が見られることもあるそうです
症状が軽い場合であれば、絶食と輸液、抗菌薬や鎮痛剤の投与などで治療できるそうです。
ですが、炎症が進み、腹水が溜まってしまっている時に、そうです!
PTGBD 経皮経肝胆嚢ドレナージ
を行うんです
おそらく、だいたいは緊急でその日にします!!
さて、PTGBDの説明をしますね
ちなみにPTGBDとはpercutaneous transhepatic gallbladder drainageの略です!
PTGBDでは胆嚢内で停滞・貯留した胆汁を体外に排出させるために、超音波画像を見ながら穿刺針と呼ばれる針を体の外側(右側腹部)から、皮膚・肝臓を経て肝臓の内側にある胆嚢まで刺し、胆嚢内に滞った胆汁を吸い出します。
そして、穿刺針からチューブ(カテーテル)へと置き換え、留置・固定をし一時継続的に体外へ排出させます。
https://midori-hp.or.jp/radiology-blog/web19_7_06/
つまり、お腹に針を刺して、溜まってしまってる胆汁を外から抜くんです。
胆汁を抜くことで、とりあえずは症状は改善します
しかし、もともとこの胆汁が溜まる原因である胆嚢結石の問題は解決してませんよね
この結石、実は、ただあるだけでは無症状のため何も治療しないことがほとんどです。
しかし、この石が胆管の方に出てきて詰まってしまうと問題があるんですね
今回、私が作成した診断書の方は、この根本的な問題を解決するために、胆嚢の摘出手術を外科で行っています
まだ、私の中でもまとまり切れてはないですが、なんとなくわかったでしょうか
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございました
またね〜