8月1日～7日は世界母乳育児週間。
WHOのサイトから引用します。
母乳育児は、子どもの健康と生存を確保するための最も効果的な方法の 1 つです。
母乳は乳児にとって理想的な食べ物で、安全で清潔であり、多くの一般的な小児疾患から身を守る抗体を含んでいて、乳児が生後数ヶ月間に必要とするすべてのエネルギーと栄養素を供給し、1 歳児後半には半分以上、2 歳児には 3 分の 1 までの栄養を供給し続けます。
しかし、WHO の推奨に反して、生後 6 か月未満の乳児のうち、母乳のみで育てられているのは半数未満です。
また、1989年に WHO/UNICEFから公表された「母乳育児成功のための10か条」にはこのように書かれています。
母乳育児成功のための 10 カ条
1989 WHO/UNICEF：The Ten Steps to Successful Breastfeeding,1989
産科医療や新生児ケアに関わるすべての施設は、以下の条項を守らなければなりません
① 母乳育児についての基本方針を文書にし、 関係する全ての医療スタッフに周知徹底しましょう
②この方針を実践するために必要な技能を、関係する全ての医療スタッフにトレーニングしましょう
③妊娠した女性すべてに母乳育児の利点とその方法に関する情報を提供しましょう
④産後30分以内に母乳育児が開始できるよう、母親を援助しましょう
⑤母親に母乳育児のやり方を教え、母と子が離れることが避けられない場合でも、母乳分泌を維持できる方法を教えましょう
⑥医学的に必要がない限り、新生児には母乳以外の栄養や水分を与えないようにしましょう
⑦母親と赤ちゃんが一緒にいられるように、終日母子同室を実施しましょう
⑧赤ちゃんが欲しがるときに欲しがるだけの授乳を勧めましょう
⑨母乳で育てられている赤ちゃんに、人工乳首やおしゃぶりを与えないようにしましょう
⑩母乳育児を支援するグループ作りを支援し、産科施設の退院時に母親に紹介しましょう
母乳育児成功のための10か条には「もっと母親ががんばること」とは書かれていません。
母乳育児がうまくいくかのカギを握るのは、「産後にどのようなケアを受けたかですよ！」と書かれています。
母乳育児は「後天的に習得する技術。
世界中のすべてのママが、
ママ自身の力を引き出してくれるケアを受けられて、安心して母乳育児が続けられますように。
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エジソンママさんの育児YouTubeでも、母乳育児についてお話しています。
まだまだあります。
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