「マザーキラー」とも呼ばれている子宮頸癌。

 

マザーキラーと呼ばれる理由は、子育て世代の罹患が多い癌だから。

また、妊娠してから子宮頸癌が発見されることも多く、妊娠した喜びのあとに出産できない悲しい流れとなることもあるため。

 

そんな子宮頸癌ワクチンですが、

ワクチン接種して定期検診を受ければ、95%が予防できる癌!なんです

 

子宮頸癌は(性行為による)HPV感染ですが、多くの女性はすでに感染しています(性行動をする女性の50%はすでに感染とも)。

 

・HPV感染の約10%は細胞に初期の異常(異形成)がみられる

・HPV感染の約4%は前がん病変になり、ゆっくりと本当のがんに進行

(前がん病変からでも自然に正常に戻ることが多い)

・HPV感染の0.1~0.15%が、持続感染して癌を発症

 

このように、感染したとしてもほとんどの女性は自然治癒します。ワクチン接種していたら安心!

 

しかし、

副作用がセンセーショナルに報道された背景から、接種していない女性が多いワクチンでもあります。

 

どんなワクチンには副作用がありますが、

接種が推奨されるのは、副作用よりも効果が大きいから。

 

WHOも接種を推奨しています。

公費の国も多いものの。日本での費用は約10万円。

 

最も効果が高いのは、性行動開始前!

 

とても効果があるワクチンなのに、10万円は高すぎる。

センセーショナルに報道されたときに接種対象年齢だった子たちは受けられていないまま。

 

なんとかこの子たちだけにでも受けさせたい!!

 

実は現在、

1997年4月~2007年生の女の子は、

キャッチアップ接種として無料!

なんです!!

 

これは知らないのはもったいない情報!

 

 

この背景には素敵なストーリーがあります。

 

キャッチアップ接種ができるようになったのは、埼玉県女子栄養大の学生さんたちの活動のおかげ。

 

「そういえば私たちも受けていない、どうしたら受けられるのだろう」

 

そう思った学生さんたちがアクションを起こしてくれました。

署名を集めて厚労大臣に提出して働きかけたのです!

 

そして、国が動いた!!!

 

この活動は大学の学長特別表彰も受賞したそうです。

先導した高橋幸子医師も埼玉の方!

 

地元埼玉の活動が全国へ!!すごーい!!

 

私は「社会を変える活動」が大好き♡

 

しかし、せっかくのキャッチアップ接種なのに、対象年齢のうち30%にしか周知していない残念な現実。

 

もったいない!!

 

2024年9月までに1回目を受けなければ、10万円の自己負担になるワクチンです。

 

1997年4月~2007年生の女の子は、

少しでもお早めに受けてくださいね!!

 

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※助産師会冊子も子宮頸癌特集でした

 

わが娘も対象年齢なので、この活動の恩恵を受けることができます。

女子栄養大の学生さんたち、ありがとう。

 

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直井亜紀の書籍です。

 

 

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