八潮市の小学6年生5校で「いのちのおはなし」の授業をしています。

 

いのちのはじまりから、母親の胎内でどのように過ごしていたのか。

出産のとき、また生まれてからなにをしていたのか。

そして第二次性徴や性犯罪予防、カラダの権利についてなどなど。

心を込めてお話しさせていただいています。

 

授業では、一緒に考えてくれている子どもたちの反応がとてもかわいい。

 

 

 

 

心と体が大人になり始める第二次性徴。

体の変化に戸惑っている子は少なくありません。

 

まわりの人にイライラしたり、不安になったり、思春期特有の心の変化が始まる時期。

 

感想文には、揺れる思春期の思いが並んでいます。

 

だんだんわたしたちの体は変化するということが分かり、今までは体が変化することがこわかったけれど、先生の話を聞いて安心しました。あと、好きな人がいることをバカにされたりひやかされたりしたことがあるけれど、先生の話を聞いたら「好きな人がいることは変なことではなくてステキなこと」だと分かってうれしかったです。

 

プライベートの話はとても大切なことだと思いました。友だちにされて嫌なことはイヤだと言っていいとか、すごく勇気づけられる言葉でした。悪口を言ってしまう人とかイヤと言われてもやってしまう人とかが、今回の話を聞いて変わってくれますようにと思いました。

 

とても自分のためになるお話でした。とくにいんしょうに残っているのは「好きということは大切にしたいということ」という話です。授業を受ける前と受けたあとでは自分の気持ちが変わって、もっと命を大事にしようと思いました。

 

私は自分のことがきらいでした。自分の存在価値はあるのだろうかといつも思っていました。でも先生が話す命のおはなしを聞いて「自分にも生きる価値がある」と自分に自信がつきました。

 

今までたまに「私が生きていても必要ないんじゃないかな」とか思っちゃうことがありました。けど、先生の話を聞いているうちに感動して涙がとまらなくなり、今も思い出すたび涙がとまりません。授業の後にお友だちの顔を見たら、安心して涙がぶわーってこみあげました。私はなおい先生にあえてうれしかったです。

 

授業を受ける前のぼくは、ねむかったし「はいはい」って思ってました。でも途中で泣いてしまいました。何度も何度も涙が出ました。授業の前の自分がばからしく思えてきました。今までぼくは運が悪いと思っていたのですが、ここにいるだけで幸運だと思っています。

 

 

深いなあ…。

12歳ってこんなに深い感想文を書けるの?!

すごい感性。

 

そして、

 

 

この活動はぜひつづけてほしいです。

 

6年生からの継続オファーもいただき、これからもがんばれそうです(笑)

 

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「いのちの授業」は、「お母さんに感謝しましょう」という内容ではありません。

受精卵の時点から始まり、自分の命がどう育ち迎えられたのか、医学的根拠と普遍的な事実に基づいてお話しいたします。

 

養育親家庭、LGBTの生徒さんにも細心の配慮をしており、人権の内容も含みます。

 

遠方でも、日程の許す限り出張いたします。

お気軽に問い合わせくださいませ。

 

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いのちの授業や性教育について書いた書籍です。