八潮市内の小学校5校では、いのちや性を伝える授業を何度計画に入れてくださっています。


教育委員会や学校の先生と育ててきて、12年目。


6年生への「いのちのおはなし」と

保護者さんへ「家庭で伝える、いのちと性」の二本立てです。

 

 

保護者さんへお伝えする

「家庭で伝える、いのちと性」では、

 

子どもたちが思春期になると、どんな性の悩みを持つのか。

性行動の年代別特徴や性感染症の現状。

家庭で気を付けたい性教育のポイント。

 

そして

学校でしか伝えられない性教育と、

家庭でしか伝えられない性教育。

 

 

保護者向け講演では、助産院でかかわっていたママたちとの嬉しい再会が!!

 

とくに、助産院と一番近い小学校では、

「さら助ママで集合写真とりまーす」とお願いしたらこんなに大勢。

 

 

おひとりおひとりのママとの思い出がよみがえります。

 

ママたちからは

「あのかわいかった赤ちゃんが今では反抗期で…」

「お話を聞いて育児の初心にかえりました」…

 

思春期って、一筋縄ではいかないですよね。

わかります!

 

 

「家庭で伝える、いのちと性」のお話を聞いてくれたパパママのアンケートから。

 

性教育に関して避けてきましたが、今日の話を聞いて勇気をもって話したいと思いました。性犯罪加害者の9割が男性と聞いて驚きましたが、我が子が加害者にも被害者にもならないように話をするアドバイスをもらえました。

 

きっと子供は言わないだけで、いろいろな性の悩みを抱えていると思います。親として伝えるヒントをもらえました。いろいろと話せる親になりたいです。

 

教えてもらった「性を伝えるコツ」を参考にしながら、子どもの疑問に向き合っていきたいです。お話を聞いてあたたかい気持ちになりました。

 

性教育の根本は、自他を尊重できる育児だと思いました。そして、無意識に男らしさを押し付ける育児をしていたと気づいて反省しました。

息子が、性に興味を持つようになったら、自分のこともまわりの人のことも大切にできる大人になってほしいと思います。

 

もっと早くに聞きたかったです。特に幼稚園の時に聞いていたら、「3つの大切なポイント」を実践できたのにと振り返ります。今からでも「言われた子供がどう思うか」の意識をしっかり持っていたいです。

 

久しぶりに直井先生にお会いできて、声もかけていただいて本当にうれしかったです。今までも性教育に関心がありましたが、どうすれば上手に伝えられるか考えられず、直井先生のお話が心に響きました。

 

自分の子どもたちが生まれたばかりの頃を思い出し、涙が出そうになりました。思春期を迎えるといろいろなことが起きて、イライラすることも多々あります。お母さんになりたてのあの優しい気持ちを思い出して心穏やかに過ごしたいです。

 

直井先生にはべビマや母乳相談でお世話になっていたので、そのころからいつか聞いてみたいと思っていました。刷り込みは家庭の中で始まっていて、根っこは家庭でないと伝えられないということ、自尊心や権利は日常的なやり取りが大事だと認識しました。全学年の保護者さんに届くといいなと思います。

 

さら助産院は開業して14年目。

 

赤ちゃん育児でかかわったママたちと、

こうやって長い線でかかわり続けられることが嬉しいです。

 

 

 

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直井亜紀の書籍です。

この本の5章は、市内中川小学校の授業の取材を受けて描かれています。

 

 

わたしが一番伝えたい内容がギュッと詰まった1冊です。