絵本を読んでいてもすぐに遊んじゃうんです
読んでいても反応がないからつまんなくて
赤ちゃんにどんな本がいいんですか?……
こんな相談を受けることがあります。
実は
絵本って奥が深い!
赤ちゃんに絵本を選び、読むときのポイントを4つ紹介します。
①赤ちゃんが興味を持つカタチで選ぶ
たとえば、この本たちの共通点は何でしょう。
こたえは、マルがある本!
赤ちゃんにはマルのカタチが好きな理由があるんです。
とくに赤ちゃんは、赤と白のマルが好き。
②赤ちゃんが心地いい音の絵本を選ぶ
たとえばこれらの本のように。
まるで子守唄のように、繰り返す音(おん)。
胎内にいたときに、繰り返し聴いていた単調な音。
そして、単調な音が好きなのには別の理由もあるんです。
読んでいて、キャッキャッと喜んでくれたら楽しいですよね。
③赤ちゃんはストーリーよりも繰り返し
赤ちゃんの絵本には、どのページから始めても、どのページで終わってもいい工夫がされています。
そのような本で、少しずつ集中力や想像力を満たしていって、
そのあと2~3歳にストーリーがある絵本へと進んでいくと楽しめます。
赤ちゃんの頃に絵本を読んでいない子が、いきなりストーリーのある本に進んだとしても、なかなか聞いてはくれません。
たとえばこれらの絵本のように。
絵本を楽しめるようになるには、積み重ねが必要なので、
土台なしにいきなりストーリー性のある本へ進むと楽しめません。
赤ちゃんが楽しいと感じるのは、繰り返し繰り返しの音(おん)なんです。
④赤ちゃんは絵を読んでいる
赤ちゃんは絵を読んでいます。
たとえばこの絵本のように。
大人になると文字から情報を得るようになるため忘れてしまう、絵を読む力。
「いないいないばあ」の本には、秘密が隠されていて、
ただ「いないいないばあ」を繰り返しているわけではないんです。
詳細は絵本の内容に触れるために割愛しますが、
「赤ちゃんは絵を読んでいる」を意識するだけで、読む視点が変わります。
まだまだ奥が深い絵本。
さら助産院のべビマクラスでは、
【絵本の読み方と選び方のコツ】ミニ講座を不定期開催しています。
べビマクラス(基本)は、2~12か月の赤ちゃんが対象で、
わらべ歌に合わせたベビマ+ミニ講座のプログラム。
ミニ講座では、
離乳食・卒乳・絵本・虫歯予防などなど
育児中に役立つテーマをランダムにお話ししています。
コロナ前は定員12組でしたが
現在は定員を減らして9組で開催しています。
継続13年で、延べ約15,000人の赤ちゃんが参加しているため、
泣いたら心配
授乳はどうしよう…
たいていの心配事は慣れっこ。
安心してご参加くださいね。
月齢順に並ぶので、赤ちゃんの成長を目で見られるのも楽しいですよ。
お隣は誕生日が近い子のママなので、自然にママ友が増えるのも楽しみのひとつなんです。
本日より、9月までのご予約受付スタートしました。
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うたうべビマでは、このCDのわらべ歌や子守唄に合わせてマッサージします。
LINEMusicやAppleMusicなど、音楽配信サービスからもお聴きいただけます。
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直井亜紀の書籍です。