暑い夏がやってきました!!
夏と言えば、ビール!!
ビール好きなママにとって、飲めないのはつらいですよね。
夏になると毎年「ビールががまんできないから断乳したい」という相談もあるんです。
実は、飲み方さえ気を付けたら
授乳中でも飲んでOK!!
授乳中のアルコールについて、公的機関からの情報をまとめました。
アメリカ小児科学会
アルコールは母乳禁忌ではない
1g/kgを連日摂取すると射乳反射を抑制し、大量摂取は児の成長障害を起こす
オーストラリア保健医療研究審議会
摂取しないほうがいいが、
もし飲むなら1g/kg/日以下とする
アメリカ保健福祉省
0.5g/kg/日以下の摂取は
母乳育児に影響しない
具体的な、アルコールの「g」はこのように算出します。
アルコール量の計算式
お酒の量(ml)×アルコール度数/100×0.8(アルコールの比重)=アルコール量
例)アルコール5%のビール500ml
500×5/100(5%)×0.8=20g
つまり、結論として、
0.5g/㎏/日以下の摂取は母乳育児に影響しない
↓ ↓
体重が50㎏の女性で考えると、
25g以下のアルコールなら影響しない
日本厚生労働省
一般女性の勧告は10g/日以下である
10g/日とは、このくらいの量です。
アルコール10gに相当するのは
ビール(5%)250ml
日本酒 90ml(0.5合)
ワイン 100ml(グラス1杯)
※国際的な許容量は、この2.5倍
「この量なら授乳中に飲んでも心配ないですよ」というのが上記ですが、
アルコールには半減期があるので
飲んでから2時間たてばさらに安心です。
つまり、
母乳を飲ませて寝かせつけて、
次の授乳まで2時間あきそうなタイミングで飲むならば、ノープロブレム!!
「赤ちゃんがいるから」
「ママなんだから」
「だってお母さんだから」…
がまんが多い生活はしてほしくない!
好きなものを飲んで、元気に夏を乗り切りたいですね。
そして、
わたしはビールが大好きですが
おいしさに目覚めたのは授乳中だったと白状します・笑
わたしが一番好きなのは、これ!
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直井亜紀の書籍です。
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