母乳育児にどんなイメージを描いているのかは全員違います。

 

なんだかこれって、

 

母乳育児に限らず、

サーフィンとか一輪車とかフィギュアスケートとか、

 

「テレビでは見たことがあるけれど、近くで見たことはない」

「ネットで検索するけど実際はやったことがない」

そんなイメージに似ている気がします。

 

たとえば、

 

・転んだら痛いよ

・足をひねったら捻挫するよ

・リンクは冷たいよ

・レッスンにお金がかかるよ

・才能がないと難しいよ…

 

そんなネガティブイメージばかりを刷り込まれたら、

「できる人は一部の人で、わたしはきっとできないんだろう」って思ってしまうと思う。

 

母乳育児も似ていて、

まわりの人から刷り込まれたイメージは大きい。

 

先日お会いしたママもそうでした。

 

母乳育児のイメージは

 

  • 乳首が切れる
  • 乳首に血豆ができる
  • 激痛のおっぱいマッサージを受ける
  • 乳腺炎で高熱が出る
  • 出ない母乳に自信をなくす
  • 搾乳に1時間かかる

 

次々と出てくるネガティブなイメージ。

 

母乳育児が本当に痛くてつらいものなのだとしたら、太古の昔から続くわけがないよ。

 

※記事と画像は関係ありません

 

そのママに、

ラクな飲ませ方をお伝えしたら、みるみるセンスを発揮!

 

母乳育児が軌道に乗る日も近そうです。

 

こんな感想を書いてくださいました。

 

出産後、1番の悩みはなかなか出ない母乳でした。入院期間中産科で指導を受けても、結局母乳量測定で数字を出せないまま退院。

 

友人に聞くと、「最初はみんなそう、そのうち出るようになる」「血豆ができて大変だった」などネガティブワードだらけ。ネットを見てもネガティブ情報だらけ。育児書に書いてある授乳の姿勢では手首が痛くなるし、赤ちゃんは心地良くないのか首を背けて避ける……。

 

育児はこれからなのに八方塞がりのお先真っ暗状態で私のメンタルはズタズタでした。
 

さら助産院でお話を聞いていただくと、自分が知識でガチガチに固められ「こうしなければならない」という意識に囚われていることがわかりました。「母乳はもっと楽なもの、感覚でいい」と教わり、楽な母乳の姿勢も教わりました。

 

1週間で3回伺いましたが、先週の自分とは別人になってることに気づきました。授乳も苦ではなくなり、赤ちゃんと対話しながらゆったりとした気持ちでできるようになり夜も良く眠れています。

 

マタニティブルーを1週間で克服できました。

 

ネガティブなイメージを刷り込む人は、お友だちやネット情報だけではありません。

ときに、医療従事者から言われることもあります。

 

「母乳育児とは大変なもので痛いものだけど、赤ちゃんのためにがんばりなさい」

 

そんなメッセージを受け取ったら、しんどくなるのは当然だよね。

 

「赤ちゃんを母乳で育てたい」のは、母親として自然な願いなのに。
人間は哺乳類。

 

母乳を飲みながら、いのちは続いてきました。

 

あー、しあわせ!

そんな母乳育児となりますように。

 

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直井亜紀の書籍です。