卒乳と断乳の違いは、

 

やめる時期をママが決めるのが「断乳」で、

子ども自身が決めておっぱいから離れていくのが「卒乳」です。

 

おっぱいは栄養を与えるだけではなく、

水分補給できて

おしゃぶりするおもちゃで

甘えられる場所。

 

あたたかくて、甘くて、いいにおいがして

ふわふわの優しいおっぱい。

 

子どもがおっぱいを求める期間は、長い人生の中のほんのいっとき。

 

平均寿命がおよそ80歳くらいだとすると

その中の、ほんの数カ月~数年だけ。

 

授乳のご相談を通して

今までいろんな卒乳や断乳のエピソードを聞いてきました。

 

ママはおっぱいタイムを楽しんでいたのに

突然遊びに夢中になっておっぱいを必要としなくなった子。

 

ごはんもしっかいり食べて、お外遊びも大好きで

おうちに帰るとおっぱいで甘えていた子。

 

「パパにはないしょね」と言いながら

ママと二人きりのときだけおっぱいを飲んでいた子。

 

 

そして先日、

「ついに卒乳しました!」とメールをくださったのは小学1年生のママさん。

 

入学式のお写真も添えられていました。

 

 

長文のメールには、

お子さんの成長を丁寧に見守ってきた言葉が並んでいました。

 

ご本人の許可を得て、一部を引用します。

 

ベビマに通っていたのがついこの間のように思いますが、

娘のA美はついに新1年生になりました。

 

直井先生に出会えた事が、本当に私の人生の宝物です。

母乳育児に悩んでいた私に、たくさんのアドバイスと愛を下さり、感謝しております。

そんな直井先生に御報告したい事がありまして、本日メールさせていただきました。

 

ずっと、おっぱいが大好きで離れなかったA美ですが、

ついにこの間(夏休みに入って)卒乳いたしました。

 

いつも、夜や昼寝など、気が向いた時に添い寝しながらおっぱいを吸っていたのですが…

(もう片方しか出なくなってしまって、出ない方を指で触って遊んでました)

 

突然「おっぱいもういい!」と言って寝てしまいました。

その日から吸ってません。

 

感動と寂しさといろんな思いが押し寄せてきました。

でも、A美の成長を一番感じた瞬間でした。

 

夫からは「もうおっぱいやめさせたら?」って何回も言われ、めげそうになりました。

でも、「A美はA美だから!この子のペースがあるから!」って言ってここまできました。

 

わたし自身、母乳育児にとても自信が持てましたし、良き思い出となりました。

本当に母乳育児って大切だし、素敵ですよね!

 

A美ちゃんママ、お疲れ様でした。

 

小学生になるまでおっぱいを飲んでいたと聞くと、びっくりする方もいると思います。

 

でも、

どんなにじっくりゆっくり母乳を飲ませたとしても

成人式で飲んでいる子はいません。

 

そして、

大人になるころには母乳を飲んでいた日々を忘れてしまいます。

 

母と子の密なつながりである母乳育児。

 

断乳や卒乳の時期に正解はないんです。

 

そんな断乳や卒乳のよくあるご相談について、

このページにまとめました。

 

 

母乳育児って、とってもプライベートなこと。

 

誰に何を言われようと

ママがわが子のためを思って決めたことが正解だと思っています。

 

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