生活の必須アイテム、スマホ。

 

日本での販売開始は2008年で、まだ最近のこと。

 

あっという間に普及したんですね。

 

親世代が子どものときはだれも使っていなかった機器だからなのか、

 

「スマホを使いすぎると赤ちゃんの発育に影響が出る!」という意見を耳にすることもあり、

 

日本小児科医会「子どもメディア委員会」にも、視力低下など詳しく書かれています。

 

 

わたしは、メディア機器と視力低下の関連性は理解しているつもりです。

 

ですが、

 

親にとっては生活必需品のスマホ。

 

このスマホとの付き合い方について、小児科医の森戸先生の記事に共感しました。

 

2017年、日本小児科医会が「スマホに子守をさせないで!」というポスターを作りました。ポスターには、大きなバツのマークとともに「ムズがる赤ちゃんに、子育てアプリの画面でこたえることは、赤ちゃんの育ちをゆがめる可能性があります」「親がスマホに夢中で、赤ちゃんの興味・関心を無視しています」などの例が載っていました。

 

わたしはこれを見て、「スマホを禁止しようとする人たちは、お母さんやお父さんが自分の楽しみのためだけにスマホを見ていると思っているのだな」と感じました。多くの親はスマホで遊んでいるわけではなく、育児情報を調べていることもあるでしょう。

 

 

<中略>

 

テレビや動画を見せることに罪悪感を持たなくてもいいんですよ。ただ、赤ちゃんの目は未完成で、両目で立体的にモノをとらられるようになるのは6歳ごろと言われています。目を長時間使い続ければ、禁止になる可能性はあるので注意しましょう。

 

スマホに限らず、新しいものがもてはやされ、身近な人が自分の分からないものに夢中になると不安に陥る人が多いのでしょう。でも、小さな子どもを持つ保護者に根拠のない罪悪感を持たせないように、すべての人に広い心で子育てを見守ってもらいたいものです。

 

そうそう、ここ!

 

小さな子どもを持つ保護者に

根拠のない罪悪感を持たせないように!!

 

ほんと、これこれ!!!

 

 

わたしは育児において、

「〇〇べき」

「〇〇はダメ」という考えは好きではありません。

 

スマホ=育児の悪

ではないはず。

 

もちろん、子どもに1日中スマホを見せっぱなしなのは論外ですが…。

 

10年・20年先の未来には、どんなメディア機器が登場しているでしょうね。

 

 

森戸先生の記事全文はこちらで読めます。

 

 

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