さら助産院では、「赤ちゃんから始める虫歯予防講座」を定期的に開催しています。
講師は今村由紀先生。
小児歯科医でNPO歯ぐくみの代表です。
歯医者さんは大勢いらっしゃいますが、小児歯科医という子どもの歯専門医は、たった1300人だけ。とにかく、子どもの歯のプロフェッシャル。
虫歯予防と聞くと真っ先にイメージするのは歯磨きですが、今村先生のお話には、「歯磨きをしなさい」は一切出てきません。
皮膚病予防目的にお風呂へ入らないのと同じで、歯磨きは虫歯予防ではありません。お風呂に入るのも歯磨きをするのも「エチケット」だから。清潔にするために歯磨きするのであって、虫歯予防とは関係ないんですよ。
歯磨きは虫歯予防とは関係ない!
じゃあ、虫歯にしないために何ができるの?
もちろん虫歯菌をうつさないことも大事。
でもそれは、「チューしたらダメ」ではありません。
虫歯予防のためにチューをがまんしている話をよく聞きます。
人生において、最も大事なことが「虫歯菌をうつさない」なのであればチューしなければうつりません。話しかけたり、いっしょにご飯を食べることもやめたほうがいい。大人が全員マスクをして、笑いかけず無視して過ごせば虫歯菌はうつりません。
そんな人生、つまらないでしょ。
虫歯菌をうつさないためには、ママのお口の中の虫歯菌を減らしておけばいい。
こんなかわいい子に、チューしないのはもったいない!
虫歯菌がうつりやすい時期があって、0歳児のうちは該当しないのだとか。
赤ちゃんの時期からできる虫歯予防で一番大事なのは
食生活と生活習慣。
毎日繰り返す生活のなかで、虫歯リスクを高めることは何なのか、知っているのと知らないのでは大違い。
具体的なお話をたくさん学びました。
ご参加者からは、
目からうろこという意味が分かりました。
そして自分に虫歯がない理由も気づきました。
知っているのと知らないのでは大違いですね。
というご感想も。
「虫歯になったら歯医者さんに行けばいい」ではなく、
そもそも虫歯ができにくいからだにして、
虫歯ができにくい生活習慣をつける。
これはご家庭でないとできません。
ひとりでも多くのパパママに聞いてほしいお話です。
次回は10月27日。
オンラインなので、ご夫婦ふたりでもご参加いただけます。
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赤ちゃんの反応の良い23曲を集めたCD「あかちゃんのうた」発売中。
ご出産お祝いにもぜひ。
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