小泉進次郎さんの育休取得で

パパの育休・パパの育児が注目されています。

 

パパもいっしょに助産院へお越しになるご夫婦も増えています。

 

助産院へお越しになるパパは、皆さんすてき。

…な方がほとんどですが、

 

たまにびっくり仰天なお話を聞きます。

 

例えば…

オレって、育休とって、ケッコーやってるよね。

ケッコーおむつかえとか、ケッコー抱っこもしてるよね。

 

こんなにやってるのに、文句あるなんて、甘えてるんじゃねーの?

 

ママは、パパが育休だから安心していたのに…。

実際は…「甘えてるんじゃねーの?」と言われてしまう…。

 

ママのお悩みを聞いていると、

「パパはやりたいことしかしない」というお話をよく聞きます。

 

たとえば、

オムツは替えるけれど、大量ウンチのときはパス。

 

たとえば、

赤ちゃんがご機嫌なときの抱っこはするけれど、泣き始めたらパス。

 

パパが育休とって、

楽しい育児はパパで、大変な育児はママ。

 

それってしんどいよね…。

 

パパにしても、

「せっかく育休とったんだから、子どもとの時間を楽しみたい!」気持ちになるのはわかります。

※写真と本文は関係ありません

 

でもね。

 

パパの育休は、育児をするためだけのお休みではありません。

 

パパが育休をとるのは、妻を守るため。

 

パパ育休は、妻守休暇

 

出産をして、

たくさん出血して、

オシモが痛くて、

腰が痛くて、

目がしょぼしょぼして、

抜け毛が増えて、

慣れないだっこで腱鞘炎になり

チクビが痛くなったり、

乳腺炎になったり、

夜の授乳に苦戦したり‥‥

 

いのちを産み出した大偉業のあとにやってくる24時間シフト。

 

あくまで、パパはママを支えるお役目。

 

ママがゆっくり休めるように。

ゆっくり食べられるように。

授乳に専念できるように。

 

ママに心配なことがあれば、受け止めて考えて、

ママの涙が止まらなくなったら、一晩中でも話を聞いて。

 

いのちを産み出してくれた大切な妻を、

「ありがとう」「すごいね」と、

いたわり、労い、心配なく安心して育児ができるように。

 

陰に日向にサポートするのは、

世界一愛しているパパのお役目。

 

そう思います。