帝王切開で出産する女性は約20%~と言われています。帝王切開での出産は、特別なことではありません。
1990年では2~5%だった帝王切開が急増している背景として、
・避妊治療による多胎の増加
・出産年齢の高齢化
また、帝王切開自体が安全になり選択されやすくなったことも関係していると考えられています。
さらに無痛分娩も増加しています。
八潮の近隣には、全体の80%前後が無痛分娩という産院もあります。
おなかを切るよりは切らないほうがいいし、痛いよりは痛くないほうがいい。
それは当然の感情。
ただ、
本当につらいのは、「痛い」ことなのでしょうか。
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さら助産院で定期的に開催している「帝王切開ママの会」で、涙を流している方からよく聞かれる声は、
「ちゃんと向き合ってもらえなかった」
「大事にしてもらえなかった」
「一人ぼっちにされた」
「ママの頑張りが足りないと叱られた」…
そんな声ばかり。
出産は、女性の人生の一大イベント。
「痛かったけれど、丁寧に向き合ってもらえた」
「マッサージしてもらって、大事にされた」
「ずっと誰かがそばにいて安心できた」
そんなお産が増えてほしい。
「陣痛の痛みは忘れる」そう言われています。
でも、
孤独感
不安
心細さ
恐怖
この気持ちは忘れられない。
大切におなかの中ではぐくんだ命が誕生するときは、大切に大切に迎えてほしい。
お産のときに心細さを感じていたからこそ、「痛かった、つらかった」記憶として残ってしまうような気がしてならないのです。
帝王切開ママに寄り添い続けている細田恭子さんの記事が掲載され、ヤフーニュースでもアップされていました。
※7月4日佐賀新聞より
帝王切開でつらいのはおなかを切ったことではなく
「簡単に産めてよかったね」とか
「帝王切開の子は○○△△」とか
出産をした女性への敬意が感じられない対応なのだろうと思うのです。
細田恭子さんのブログもお読みいただけたら嬉しいです。
また、助産師櫻井さんのブログにも共感しました。