【断乳を迷うママたちへ】

 

母乳育児の期間について、公的機関が出している定義があります。

 

★WHO・ユニセフ

 

生後6ヶ月は母乳だけで赤ちゃんを育て、離乳食を始めたのちも2歳またはそれ以上まで母乳育児を続けることを勧めている

 

★アメリカ小児科学会(AAP)

 

少なくとも12ヶ月、それ以降は母と子が望む限り長く吸わせることを推奨する

 

★厚労省 授乳・離乳の支援ガイド

 

いつまで母乳を続けるのが適切かに関しては、母親の考えを尊重して支援を進めていきたい

 

さらにこんな情報も見つけました。

 

授乳期間が12ヶ月長くなるごとに乳がんの発症リスクは4.3%減少し、リスクは有意に減少するとされる。

※日本乳癌学会

 

母乳育児は、母親が年齢を重ねてから心臓発作や脳卒中を発症する危険性を低下させる可能性がある。

※米国腎臓学会

 

母乳による授乳期間が長いほど、母親がアルツハイマーになるリスクが減少する

※ケンブリッジ大学の研究(Journal of Alzheimer's Diseaseに掲載)

 

母乳を長く飲ませる方が、ママも健康になるという研究結果が多く出ているようです。

 

さらに、

母乳をやめる時期の世界平均は

なんと、4.2歳!

なのだそうです( ゚Д゚)

※昭和医大 水野克己医師の情報より

 

 

 

基本的にわたしは、

「育児においてこれが正解はひとつもない」し、「ママが決めたことが正しい」と思っています。

 

しかし断乳を迷うときに、子どもの意見は聞くことができません。

 

だからこそ、断乳を迷うママたちの判断のひとつになれば幸いです。