1月22日に、第3回BBJをしました。

 

BBJとは、

B ベビちゃん

B ばあちゃん

J じいちゃん…の略(笑)

 

赤ちゃんと一緒に特別養護老人ホームへ遊びに行ってきました。

 

人生の大先輩たちと時間を共有し、いのちのつながりを感じあいたい…という思いを込めたオリジナル企画です。

 

訪問先は杜の家やしおさん。

 

最高年齢差、なんと100歳のふれあい。

 

 

 

 

心が揺さぶられる、感動的な「いのちのふれあい」がたくさんありました。

生後2ヶ月の赤ちゃんをベッドに寝かせると、かすかに指先を動かしながら目に涙を浮かべたおじいちゃん。

 

からだが拘縮して動けない方のベッドに赤ちゃんを連れて行った後に抱き上げようとしたら、「もう少しこのままでいさせて…」と言っているかのように、指先で赤ちゃんの洋服をつまんだおばあちゃん。

 

車いすをゆりかごのように揺らしながら、赤ちゃんをあやしてくれたおばあちゃん。

 

「大事なものを守りたい」と感じられるような愛で抱きしめてくれたおじいちゃん。

 

 

 
もしも私が年老いて、体が思うように動かなくなる日が来たとしたなら…、

 

命を産みはぐくんだ日を懐かしく思い出し、涙すると思う。

わが子、わが孫だけではなく、すべてのこどもたちの幸せを願うと思う。

 

ただただ平和を祈ると思う。
 
この子たちの笑顔が続きますように・・・と。
 
 
お写真を撮ってくださったのは、市内で工房を営まれている川上先生です。
 
この企画にご参加くださった、ママたちのお声を紹介します。
 
亡くなった祖父が、最後は寝たきりで意識もなかったので、今日お会いした寝たきりのおばあちゃんが祖父と重なりました。参加してよかったなと思いました。
 
病室の足の悪いおばあちゃんが、足が悪い中をずっとだっこしてくださり、愛おしそうにしてくれるその笑顔に、とっても癒されました。
 
言葉に言い表せないたくさんの感情がわきました。参加できてよかったです。
 
また、施設スタッフの方からは、
 
今までこのお仕事をしてきて、一番エネルギーを感じたイベントでした。
 
入居者の方たちもとても楽しまれ、ステキな時間を過ごすことができました。普段見ることができない表情やしぐさを目の当たりにして感動しています。まだそのときの光景を思い出すと泣いてしまいそうです。
 
当日見学に来た学生さんからは、感極まってぼろぼろ涙が…。
 
今回の企画にあたり、施設の職員さんと時間をかけて準備を進めてきました。
 
無事に当日を迎えられてホッとしています。
 
いのちのつながり、
生きるということ、
老いるということ、
 
希望・未来・愛‥。
いろんなことを考え、感じる時間でした。
 
ありがとうございます。
 
 
※すべてのご高齢者のお写真は、
ご家族の承諾を得て掲載しています。