ミスターK大生だった男性の性暴力報道を見て、怒りと恐怖がおさまりません。
あとを絶たない大学生の性犯罪。
T大生による強制わいせつ、
C大医学生によるレイプ、
K大生による集団レイプ…。
ヤリサー(ヤリサークル)という表現も信じがたいし、
女性に対する敬意がみじんも感じられない、あまりに下品な事件…。
100歩譲っても、
10,000歩譲っても、
男性を擁護することができない事件。
個人的な考えですが、
性犯罪をする男性は幸せになれないと思っています。
わたしがそう考えるには理由があります。
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日本語には、「いのちの神秘」と神様をつなげるたくさんの表現があります。
たとえば、
子宮とは子どものお宮。
宮を国語辞典で調べるとこう書いてあります。
神をまつる建物。神社。神宮。
皇居。御所。
皇族の御殿。または皇族を敬って言う語。
つまり、「宮」とは、とっても尊いことをさす言葉です。
赤ちゃんが生まれるときに通るのは産道(さんどう)。
神社で鳥居をくぐってから通るのは参道(さんどう)。
赤ちゃんを生み出すときの陣痛(じんつう)は、昔は神通(じんつう)と書いたそうです。
新生児(しんせいじ)という漢字も、昔は神生児だったと教わりました。
日本語だけではなく、神道においても「いのちの神秘」がリンクしています。
たとえば、
西宮神社で開門神事の福男。
諏訪神社の御柱祭り。
国府宮のはだか祭り…。
多くの神事に参加できるのは男性のみ。
男女平等なはずの現代でも男性のみ。
大勢の男性が、たったひとつの座を目指して「我が我が」と先頭を競い合うようすは、まさに卵子めざして群がる精子のよう。
お宮(子宮)を目指す、多くの男性(精子)。
それは、妊娠のしくみそのもの。
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こんなとっても尊い子宮というお宮に、
女性の合意もなく、
ただ己の欲望で、
尊厳なく暴力的に、
性行為をするということは、
お宮(子宮)への冒涜。
だから、
天罰が下る!
そのような理由から、
性犯罪をする男性は幸せになれない!
とわたしは思っているのです。
すべての命の根源的なふるさと=子宮
そう思ったら、性暴力なんて畏れ多くてできるわけがない。
と、わたしは思うのだけれど。
もしも、「たかだか性犯罪」と思っている人がいるとしたら、
いかに人の道をはずれた行為なのかを考えてほしいものです。