女性が「性」を学び、語る機会はほとんどありません。
性を学ぶとしても、月経や性器の名称、女性ホルモンについてであって、性的反応を学ぶことはまずありません。
「性的反応」について目にするとしても、多くは男性週刊誌やAVといった男性目線で興味本位な内容がほとんどではないでしょうか。
そんな女性の性について、宋美玄先生から学んできました。
育児は女がするもの、
男は強くあるべき、
女性が性を語るのはタブー…。
なんとなくわたしたちに刷り込まれている概念。
でも、少しずつ「性」を知ることは権利となり、
女性が自分のからだを知る機会が増えてきました。
女性にも性欲はあるし、
性的反応のプロセスは男性より多様で複雑。
女性の多様な性反応では、
陰部神経・下下腹神経・迷走神経…と刺激を受ける神経も違う。
世間の多くの女性が顔を赤らめるような単語を、ストレートに科学的に説明する宋先生のお話は、納得の連続。
※左から2人目が宋先生
女性の性的反応や性欲については医学部では学ぶことがないため、医師によってはトンデモなアドバイスをする人もいるのが現状だそうです。なかには性交痛を男性医師に相談したら、麻酔薬を処方されたというびっくり話も(!)。
まじめな性科学学会もあり、多くの医師・助産師・看護師さんが学んでいます。
また、デリケートゾーンアンバサダーという講座もあります。
たかくら新産業さんで定期的に開催されているこの講座は、全国から受講者が集まる大人気の講座で、デリケートゾーンケアをはじめとする女性のからだについて学ぶことができます。
受講者の条件もあるようなので、詳細はこちらをご覧くださいませ。あき助産師も認定証をいただいています。
まだまだ知らないことがたくさんある女性の性・からだ…。
女性に向き合うお仕事だからこそ、ちゃんと学んで伝えたいと思っています。